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江戸・明治のロゴ図鑑
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江戸・明治のロゴ図鑑
¥2,640
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
サブタイトルにある通り、登録商標を振り返る本ということでもっとデザインの話なのかと思ってたんですが然にあらず。商標とその商品とか企業の変遷を、簡潔に解説してあります。項目によっては筆者の毒舌が炸裂することもあって、時々フフっと笑わせてくれます。
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経営者の思いや願いが託された、ロゴマーク。 江戸・明治時代に生まれたロゴマークについて、 商標登録されたデザインと、その来歴やエピソードを紹介。 ・まえがき 第一章 すべては指をケガした少年から始まった! 江戸時代のロゴ 第二章 醤油,清酒・...
経営者の思いや願いが託された、ロゴマーク。 江戸・明治時代に生まれたロゴマークについて、 商標登録されたデザインと、その来歴やエピソードを紹介。 ・まえがき 第一章 すべては指をケガした少年から始まった! 江戸時代のロゴ 第二章 醤油,清酒・・・・・・現代に続く江戸の主要産業の ロゴに逸話アリ 第三章 主役は官から民へ!軽工業から芽吹いた 近代産業のロゴ 第四章 和魂洋才!和風ロゴをまとった舶来品が 日本を豊かにした 第五章 ハイカラの中で生まれた日本の発明 ロゴは百花繚乱の時代へ コラムその壱~その肆、参考文献有り。 登録商標の画像、商標権者、商品、商標出願日、 商標登録日、本文の構成。 商標登録されたロゴマーク約5万2000件(明治45年まで)の 中からの厳選。なので見出しは登録商標番号。 最初の頃は江戸情緒家紋や暖簾印が多い中、 第一号は、売薬商人。最初の登録商標が絵なのにビックリ。 というか、太田胃散の初代ロゴマークの内臓剥き出しのような、 ある意味不気味な絵が多いのには、驚き。 森下仁丹の「毒滅」のインパクトも凄かった。 明治時代も年が経るにつれ、海外進出を意識しての 外国語入りのものが増えてくる。外国人の商標登録も認可。 現在のロゴマークとの対比もあり、花王石鹸のマーク変遷は なかなか楽しい。三日月の顔の変化が面白かった。 また、登録商標からのエピソードも興味深い。 剣菱のロゴマークは室町時代から。 「政宗」の商品名が酒造に多い理由。 醤油、敷島パン、ソニー・・・盛田一族恐るべし。 コラムでのニセ商標の話。類似対策の涙ぐましいこと。 面白過ぎて、つい読み込んでしまいました。 有名な企業有り、登録商標が未だに残されている企業有り、 当時の経営者たちの認知されようと知恵を絞る有り様が 詰まっていて、大いに楽しめました。
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ロゴの黎明期を見ると力強く写実的なデザインが多い。本書はロゴに込めた思い、会社の変遷などを読むことができる好著だ。現在はシンプルなアルファベット表記をロゴとして採用する事が多いが、このような昔のデザインに回帰する事もあり得る。「毒滅」の強さ、良いね。
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