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江戸・明治のロゴ図鑑 登録商標で振り返る企業のマーク
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江戸・明治のロゴ図鑑 登録商標で振り返る企業のマーク

友利昴(著者)

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江戸・明治のロゴ図鑑 登録商標で振り返る企業のマーク

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2024/09/26
JAN 9784867930472

江戸・明治のロゴ図鑑

¥2,640

商品レビュー

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2024/11/12

登録商標一号は薬品会社だった。 江戸期の企業、薬品、酒造、醸造から時代とともに産業が勃興していき、企業のパワーもシフトしていく。そういう流れも感じられるが、単にデザインの変遷というだけでも良い。見ているだけで楽しい内容。 古参企業が細々と現在まで続いている例も多数紹介あり。 ...

登録商標一号は薬品会社だった。 江戸期の企業、薬品、酒造、醸造から時代とともに産業が勃興していき、企業のパワーもシフトしていく。そういう流れも感じられるが、単にデザインの変遷というだけでも良い。見ているだけで楽しい内容。 古参企業が細々と現在まで続いている例も多数紹介あり。 読了60分

Posted by ブクログ

2024/11/05

ロゴは企業の顔というべき大事な存在。 そんなロゴを登録商標から振り返っているのが今回の本。 その中でも江戸・明治のロゴを取り上げている。 今の企業とは結びつかないロゴがある。 それは、洋風の軍服を着て、勲章を胸に着けた「大統領」の肖像、「丸に福...

ロゴは企業の顔というべき大事な存在。 そんなロゴを登録商標から振り返っているのが今回の本。 その中でも江戸・明治のロゴを取り上げている。 今の企業とは結びつかないロゴがある。 それは、洋風の軍服を着て、勲章を胸に着けた「大統領」の肖像、「丸に福」のマークが上に書かれている登録商標。 今は、「スーパーマリオ・ブラザーズ」などのゲームを発売しているあの任天堂。 元々、任天堂は、1885年に山内房治郎が建築材料としての石灰を扱う問屋の経営を親から受け継いだ。 この石灰問屋も現在も「株式会社灰孝(はいこう)本店」として、山内家の子孫が経営している。 その副業として1889年に、花札やかるたの製造業で、任天堂につながる。 この登録商標は、花札の図柄として使われていた。 意外なつながりがあって、興味深い。 珍しいと言えば、商標出願日が1894年9月9日で、商標登録日が1895年2月22日のガットを扱い赤松甚四郎が出願した商標登録。 猫のおしりという今でも見かけることのないロゴだ。 赤松は、大阪の唐弓弦(とうゆみづる)商。 木綿糸の生成過程で、綿を弾いて繊維をほぐして、不純物を取り除くために使う弓のような道具。 この商標は、弦(ガット)に使われた。 一度見たら忘れられないロゴだ。 この他にもいろいろ興味深いロゴが載っている。

Posted by ブクログ

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