商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 芳文社 |
発売年月日 | 2024/09/27 |
JAN | 9784832295742 |
- コミック
- 芳文社
スロウスタート(12)
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意外と大人数となった季節外れのプール模様はされど全員が全員と親しいわけではないから一挙に仲良し光景が展開されるわけではないというのは妙な気遣いがされた状態かも というか、この水着回で一番のインパクトだったのは栄依子が中学時代に着たというオフショルダータイプの水着の一件か。あれは大...
意外と大人数となった季節外れのプール模様はされど全員が全員と親しいわけではないから一挙に仲良し光景が展開されるわけではないというのは妙な気遣いがされた状態かも というか、この水着回で一番のインパクトだったのは栄依子が中学時代に着たというオフショルダータイプの水着の一件か。あれは大惨事になる前に気付けて良かったとなるやつ……! この巻で再びフォーカスを浴びるのは花名の年齢問題だね 以前にて栄依子達には浪人の事実は明かしていたけど、それほど大勢に広めたわけじゃない。だから、今でも折に触れてそれが❝バレて❞しまう事があって 履歴書の記述シーンで綴に知られ、一瞬身構えた空気になったものの、あの花名が臆せずに自分から明かせたのは感慨深いシーンとなったなぁ 綴の受け止め方が良かったというのも有るけれど、花名が大事であるかのように話さなかったのも一因 花名は普通に話せるようになった。その変化をあの栄依子が大きく捉えるなんてなぁ 最初に明かされた時はけろっとした感じに受け止めていた彼女だけど、こうして緊張感を持って花名の様子を見守っていた点が描かれると、あの時の受け止め様も予め備えていたものだったのかもしれないと思えたよ だからこそ、想定以上に花名が自ら秘密を明かせるようになっていた事に感情が溢れ出てしまったのだろうし ただ、花名が浪人問題について明かせるようになったのはあくまでも明かしても問題ないと思える相手だけかも知れず 初バイトの面接という唯でさえ緊張するイベントに浪人問題が絡むなら流石の花名にも難しい壁となる そこで大会が練習質問に織り込んだり、たまてが気を利かせたりといった助けをさり気なくしていたのは良かったなぁ 花名が自分の問題とある程度向き合えるようになった姿を他所にまだ向き合いきれていなかったのが大会ですか 本作ってかなり長く続いているものだから忘れそうになるけれど、作中時間では1年も経っていなかったのか… 大会の場合はトラウマから逃げているわけではない。ただ、恐怖の根源である雪を前にすると動けなくなるだけで それでもその動けなくなった姿が他人に心配を催させるものであるのは確かなわけで ここで栄依子達が気を利かせるのは想定内の流れだけど、恐怖を乗り越えた者として花名が大会に寄り添うのは良いね でも、大会は何だかんだ言って花名より年上だし、他人に甘えるを良しと出来るわけでもない やんわりとした拒絶に花名は何を返すのか、そして集う栄依子達は大会に何を伝えるのか 1人では簡単に乗り越えられないトラウマを前に彼女らはどう動くのかな?
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