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歴史学はこう考える ちくま新書1815
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歴史学はこう考える ちくま新書1815

松沢裕作(著者)

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歴史学はこう考える ちくま新書1815

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/09/11
JAN 9784480076403

歴史学はこう考える

¥1,034

商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2025/02/04

内容的には、近代史を分析するのにあたって、歴史家はどう考えてどう資料を使うのか、政治史、経済史、社会史という観点から論文を分析して解説したもの。勉強にはなった。 【目次】 はじめに――歴史家は何をしているのか 第一章 歴史家にとって「史料」とは何か 1 根拠としての史料 2 ...

内容的には、近代史を分析するのにあたって、歴史家はどう考えてどう資料を使うのか、政治史、経済史、社会史という観点から論文を分析して解説したもの。勉強にはなった。 【目次】 はじめに――歴史家は何をしているのか 第一章 歴史家にとって「史料」とは何か 1 根拠としての史料 2 記録を残す 3 記録を使う 4 歴史学と文書館 第二章 史料はどのように読めているか 1 史料の引用と敷衍――史料批判の前に 2 逓信次官照会を読む――「史料があること」が「何かがおこなわれたこと」を示す場合 3 新聞記事を読む――史料に書いてあることをどの程度疑うか 4 御成敗式目を読む――史料の書き手と歴史家の距離 第三章 論文はどのように組み立てられているか(1)―― 政治史の論文の例 1 歴史学の論文と歴史研究の諸分野 2 政治史の叙述――高橋秀直「征韓論政変の政治過程」 3 政治史叙述の条件 第四章 論文はどのように組み立てられているか(2)――経済史の論文の例 1 マルクス主義的経済史 2 経済史の叙述――石井寛治「座繰製糸業の発展過程」 第五章 論文はどのように組み立てられているか(3) ―― 社会史の論文の例 1 社会史のなかの運動史 2 社会史の叙述―― 鶴巻孝雄「民衆運動の社会的願望」 第六章 上からの近代・下からの近代 ―― 「歴史についての考え方」の一例 1 歴史についての考え方と時代区分 2 「近代」、このやっかいなもの 3  歴史研究との向き合い方

Posted by ブクログ

2025/01/31

歴史学者はどう考えて論文を書いているか。いくつかの事例を挙げながらかなり深く掘り下げていると感じたが、自分がそこまで深く考えて書いているのかという反省も。

Posted by ブクログ

2025/01/27

歴史学者が自身の研究分野である近現代の歴史論文を比較して、研究者によって捉え方がどうちがうか細かく語っている。前近代、中世、古代史についても知りたくなる。

Posted by ブクログ