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さいわい住むと人のいう
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さいわい住むと人のいう

菰野江名(著者)

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さいわい住むと人のいう

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2024/09/11
JAN 9784591182963

さいわい住むと人のいう

¥1,870

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/10/24

前作がとても読みやすく共感が持てたので、今作も手に取った。 大きな洋館に住む老姉妹がそれぞれベットの上で亡くなっていた。二人は戦争孤児として、親戚中をたらい回しにされ苦労しながら育ち、将来、大きな屋敷を建て二人で住むことを夢見ていた。 性格も容姿も似ていない桐子と百合子の姉妹...

前作がとても読みやすく共感が持てたので、今作も手に取った。 大きな洋館に住む老姉妹がそれぞれベットの上で亡くなっていた。二人は戦争孤児として、親戚中をたらい回しにされ苦労しながら育ち、将来、大きな屋敷を建て二人で住むことを夢見ていた。 性格も容姿も似ていない桐子と百合子の姉妹。二人の人生が事あるごとに辛い決断をしなければならず、胸を締め付けられる思いがした。 実際、彼女たちのような人生を歩んだ方たちも戦後には大勢いたのだろう。 二人は最後には夢が叶えられて幸せだったのかな。 途中出てくる青葉親子の話も応援したくなった。 デビュー2作目だとは思えないくらい良作で、前作以上に惹きつけらた。菰野さんの今後に期待大。

Posted by ブクログ

2024/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

45 間違いを許さないのではなく、どうしたら間違いじゃなくなるかを、一緒に考えてくれるような先生 どうしたら正しくなるかじゃなくて

Posted by ブクログ

2024/10/22

 この作品を読むきっかけは、前作の「つぎはぐ、さんかく」がわりと好きだったこと、そしてこの可愛らしい表紙に惹かれたことで手にしました。読後、読めてよかったなぁ~って思えた、私的にはすごく好きなタイプの作品でした。  ある日、豪邸に住む老姉妹、姉は香坂桐子、妹は吉沢百合子…ふたり...

 この作品を読むきっかけは、前作の「つぎはぐ、さんかく」がわりと好きだったこと、そしてこの可愛らしい表紙に惹かれたことで手にしました。読後、読めてよかったなぁ~って思えた、私的にはすごく好きなタイプの作品でした。  ある日、豪邸に住む老姉妹、姉は香坂桐子、妹は吉沢百合子…ふたりがそろって亡くなった…。その少し前に、地域福祉課に移動になった青年、青葉はその家を訪ね2人に逢っていた…。なぜふたりは亡くなったのか、そもそも、なぜふたりは一緒に暮らすようになったのか…ふたりの家族はどうしているのか?そこに、青年青葉の過去も図らずともリンクしていたとは…。  ふたりは幸せだったのかな…でも、幸せだったんだろうなぁ~。どちらか一方かけていたら、こんな穏やかなエンディングにはならなかったんじゃないかなっ…亡くなったのに、苦労したのに、なぜか不思議と穏やかな時の流れを感じるんですよね!百合子さんが作ってくれた、おいなりさん、この作品の裏表紙にそっと描かれてるんですがちょっと再現してみたくなりました。いや…私のお料理の腕では無理だな(汗)。

Posted by ブクログ

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