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潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで 角川新書
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潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで 角川新書

横田増生(著者)

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潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで 角川新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/09/10
JAN 9784040824444

潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで

¥1,056

商品レビュー

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2026/02/27

だいぶシビれる一冊だった。 「ジャーナリズムとは何か」という難しい問いに、筆者は『報じられたくないことを報じることだ。それ以外は広報だ』と言い切る。日本のジャーナリストはお行儀が良すぎるらしい。 筆者はユニクロ、アマゾン倉庫などの大企業や、2020年のトランプ陣営などに、取材目...

だいぶシビれる一冊だった。 「ジャーナリズムとは何か」という難しい問いに、筆者は『報じられたくないことを報じることだ。それ以外は広報だ』と言い切る。日本のジャーナリストはお行儀が良すぎるらしい。 筆者はユニクロ、アマゾン倉庫などの大企業や、2020年のトランプ陣営などに、取材目的だと明かさずに潜入し、記事や本を書いてきた人。 2026年の衆議院選挙で参政党のボランティアに潜入した人がニュースになっていたが、横田さんみたいな人出てきた!と思って調べてみたら、本人だった。 六章まであるんだけど、まず各章のタイトルが面白い。『いかに潜入するか』『いかに記録をとるか』『いかに裏をとるか』『いかに売り込むか』『いかに身を守るか』『いかに文章力をつけるか』と、筆者の経験を通して潜入取材の心構えのようなものを授けてくれる。 ・ジャーナリストとして名前が売れているので、本名で潜入するわけにいかず、奥様と離婚→再婚して苗字を変えてから潜入する ・カメラ付きのメガネを使う など、一つひとつの工夫も大変面白く読んだ。 読んだ感想としては、潜入取材もある意味では必要悪なのかもなと認識が変わった部分も確かにある。ただ、抵抗があるというか、気分よく読めないのも事実。「正面から取材しても本当のことを答えない」「卑怯なのは情報を公開しない企業のほう」と書かれていたが、僕は真面目な部分もあるので「規則守れや」と思ったり。 労働環境の取材をして大企業をこき下ろし、株主総会で社長に食ってかかり、相手が答えられないことを勝ち誇るのに、なんだか虚しさみたいなものを感じた。ユニクロやアマゾンの方が全体的に見たら誰かに貢献してるし、人を幸せにした総量が多いと心のどこかでわかっているからだと思う。 大企業の成長に伴って発生する、成長痛のような労働問題。あらゆる部分が全て美しく成長なんてできないし、摩擦を起こしながら凸凹な成長を見せる中で、100パーセントクリーンなんて有り得ない。それを解決するために潜入取材はひとつの方法かもしれないけれど、もっと違うアプローチもあるのではないかな。 イギリスは潜入取材大国で、カメラを忍ばせながら麻薬密売の現場に行った様子がニュースで流れて、市民権を得ているらしい。土壌が違うし、それはYouTuberの仕事になってしまっているな、日本では。 ただ、色々と意見は湧いてくるけれど、この本は面白い。ゾクゾクする。Amazonではもちろん広告を剥がされているし、ジャーナリストの生き様をこれでもかと言うほど感じた。 後半の潜入取材の歴史の部分も面白かった。アプトン・シンクレア『ジャングル』から始まり、小林多喜二の『蟹工船』、トルーマン・カポーティ『冷血』など、小説が多かったけれど読んでみたいのがたくさんあった。 あとECサイトで「購入」ボタンを押す、服屋で商品を手に取る、スーパーで野菜を買う、たったそれだけの行為でもその裏にたくさんの人の労働があるんだなと再認識させられたのは良かった。 スパイ防止法が成立したら、潜入取材も企業スパイの一環とみなされて出来なくなるのか気になった。

Posted by ブクログ

2026/02/11

体当たりで取材をし、企業・組織の問題を発信されていて、ジャーナリストってすごいなと思いました。 著者の、ユニクロではとりあえずメモをとりまくっていたのが役に立ったというのは、覚えておきたいと思います。何かあったときには、手書きのメモ・録音・録画といった記録が役に立つ(逆にそれがな...

体当たりで取材をし、企業・組織の問題を発信されていて、ジャーナリストってすごいなと思いました。 著者の、ユニクロではとりあえずメモをとりまくっていたのが役に立ったというのは、覚えておきたいと思います。何かあったときには、手書きのメモ・録音・録画といった記録が役に立つ(逆にそれがないと問題を立証できなかったりする)ことは肝に銘じたいです。

Posted by ブクログ

2025/10/15

kotoba特集から。氏のユニクロ著書を読んで以降、その利用を徹底して避けているような自分としては、本書も非常に興味深く読めたのでした。そして、他の著書も読みたくなったりして。でもそうなると、Amazon利用も避けなきゃいけなくなり、それはさすがにしんどいかも…とか思ったりして。...

kotoba特集から。氏のユニクロ著書を読んで以降、その利用を徹底して避けているような自分としては、本書も非常に興味深く読めたのでした。そして、他の著書も読みたくなったりして。でもそうなると、Amazon利用も避けなきゃいけなくなり、それはさすがにしんどいかも…とか思ったりして。本書では、スラップ訴訟への対応とかも経験談を交えつつしっかり書かれていて頼もしい。潜入取材、もっと増えると良いですね~。

Posted by ブクログ