商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/08/29 |
JAN | 9784103522126 |
- 書籍
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愛するということは
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愛するということは
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商品レビュー
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シングルマザーの里美は、娘の汐里と2人で暮らしている。 若い頃に傷害事件を起こして前科があり、家族とは疎遠で生活に困窮しては窃盗をしていた。 汐里が成長してから再び、窃盗をしたことで汐里は実家の両親のもとへ。 その後、里美は汐里との関係性を告白し…。 里美と汐里の距離感がわか...
シングルマザーの里美は、娘の汐里と2人で暮らしている。 若い頃に傷害事件を起こして前科があり、家族とは疎遠で生活に困窮しては窃盗をしていた。 汐里が成長してから再び、窃盗をしたことで汐里は実家の両親のもとへ。 その後、里美は汐里との関係性を告白し…。 里美と汐里の距離感がわからなくてもどかしい。 お互いに必要としているはずなのに1人でいたがるのは何故なのか…。 里美が悪い男にひっかかり、刃物で傷つけ逮捕され、その後未婚のまま自分の子ではない子どもを引き取る。 挙げ句の果てに子どもという見えない鎖に縛られて、どこにも自由に行けず、生活に困窮し幾度か罪を犯して、それを間違いというのだろうか。 そうじゃないはずだと汐里を必要としたからだと思った。 いびつな関係だとは感じられないが、全体的に靄がかかったようなちょっと暗さのある2人だった。 未来が見えるようで見えないもどかしさが残った。
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罪を犯してしまう主人公に寄せられる世間の厳しい目。最終的には立ち直れるが、現実は厳しいだろうな思ってしまう。 テーマごとの変わった書き方が今風なのかな?読みにくさを感じてしまう。
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俳優で作家の中江有里さんの最新作は家族の形を問う長編小説。 プロローグから不穏。 若い頃の前科が原因で家族と疎遠になった主人公・里美が、生活に困窮し再び罪を犯してしまう。 母と娘が今にも切れそうな細い糸で繋がっているようで、終始不安な気持ちで読み進めた。 彼女達の姿を追いな...
俳優で作家の中江有里さんの最新作は家族の形を問う長編小説。 プロローグから不穏。 若い頃の前科が原因で家族と疎遠になった主人公・里美が、生活に困窮し再び罪を犯してしまう。 母と娘が今にも切れそうな細い糸で繋がっているようで、終始不安な気持ちで読み進めた。 彼女達の姿を追いながら、愛にも様々な形がある事を思い知らされる。 共に暮らす事だけが幸福とは限らない。 離れていても愛する対象の真の幸せを願っているならばその時間さえも尊い。 不器用な母と娘の間に隠されていた真実を知るとその思いは尚更強くなった。 恩愛の絆を感じる一冊。
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