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とるに足りない細部
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とるに足りない細部
¥2,200
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二部構成。1949年のイスラエル軍によるベドウィン少女のレイプ・殺人事件を、加害者側の将校視点と、2004年頃のパレスチナ人女性との視点から描く。淡々と。 あとがきに書かれているように(https://web.kawade.co.jp/tameshiyomi/98586/)、「…どんなに女性主人公がベドウィンの少女に自己を投影したとしても、両者の間には埋められない距離があるということだ。都市在住の、現代的で自立した女性として描かれる主人公と、サバルタンであるベドウィン少女やその面影を宿した女性たちとのあいだには、乗り越えようとしても越えられない境界線があることが、ところどころで示唆されている」こと、それは今起きていることに対する想像力という意味でも同じだろう。 面白かったが、思ったより入りきれなかった。
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パレスチナ生まれの作家が書いた小説。 何といっても自分の国が理不尽に奪われ、殺され続けることは許せんでしょう。ホロコーストの被害者であるユダヤ人が一番わからなければ。西欧(日本も)がイスラエルを批判しきれないのは大間違いです。
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重い内容だった。 と書くことすら、不謹慎に思える。 今の日本で生活している私には、 空気、空の色、臭いそんなものも 別物に感じてしまうほど、 というか、想像出来ない環境。
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