商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2024/08/23 |
| JAN | 9784750518510 |
- 書籍
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ディア・マイ・シスター
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ディア・マイ・シスター
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
“私たちにはそれぞれの陰というものがあるから。私はその陰が悪いものだとは思わないし、ときどきその陰がそのひとを固有のものにしてくれる気さえする。”(p.70) “旅をしながら、私を取り囲んでいる空気について考えている。目にも見えず、手にも触れない幽霊のような空気が持つ力につい...
“私たちにはそれぞれの陰というものがあるから。私はその陰が悪いものだとは思わないし、ときどきその陰がそのひとを固有のものにしてくれる気さえする。”(p.70) “旅をしながら、私を取り囲んでいる空気について考えている。目にも見えず、手にも触れない幽霊のような空気が持つ力について。その力を生み出すまた別の力と作用について。私は自分をどう思っているのか、私はどんな力に取り囲まれているのか。私は小娘だからということで無視され、若い女だからということで疑われ、年を取った女だからということで見くびられるだろう。(p.217)
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子供の頃から知っている親戚のおじさんに、ある日性暴力を受けた女子高生の話。 場所は田舎町、おじさんは町中に貸しがある若いやり手の有力者。 襲われる方に問題があるし、声を上げることは恥だと考える田舎の女たち。地元の有力者相手に問題を起こしてほしくない田舎の男たち。意地悪な田舎の噂話...
子供の頃から知っている親戚のおじさんに、ある日性暴力を受けた女子高生の話。 場所は田舎町、おじさんは町中に貸しがある若いやり手の有力者。 襲われる方に問題があるし、声を上げることは恥だと考える田舎の女たち。地元の有力者相手に問題を起こしてほしくない田舎の男たち。意地悪な田舎の噂話。 ひと昔前の日本のよう。 日記形式で過去の子供時代からジェニの人生が語られるが、何度も何度も何度も何度も強姦された日付に戻っては、その日のたらればを、その日に起こったことを考える。 性暴力は暴力の度合いとしては弱いものだ。ジェニの場合、骨折も擦り傷もない。 それなのに、怪我はなくても、尊厳を破壊して、人生を取り返しのつかないものにする。 不本人なことを強制される屈辱、周囲の無理解、被害者が恥を知れとまで言われることもある絶望、噂話の恐怖。終わりのない地獄。そんな事態に陥っている自分を、自ら蔑ろにして雑に扱うことで安心する精神状態。 被害者に非は1ミリもないし、完全に100%加害者が悪い。 全ての性犯罪者が同じように恐ろしい獣に襲われて、自業自得と笑われてほしい。性犯罪を犯すような人間はそんなことでは心に響かないかも知れないから、熱く煮えたぎった溶けた鉄を溶鉱炉からケツに流し込まれて苦しみながら死んでほしい。 ここまで腹が立つ話なのに、この話は別に特別でもなんでもなく、世界中で頻繁に起こっている(今もどこかで必ず起こっている)。
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10/29-30なにか起こった後に立ち直るのは本当に難しい。死にたいと思っても必死に生き長らえようとする主人公の姿がリアル。
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