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帰る家がない 少年院の少年たち
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帰る家がない 少年院の少年たち

中村すえこ(著者)

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帰る家がない 少年院の少年たち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 さくら舎
発売年月日 2024/08/08
JAN 9784865814330

帰る家がない 少年院の少年たち

¥1,650

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2024/11/10

著者をネット検索するとヤンキー時代の写真。更生し、自らと似たような境遇の子供たちを励ましながら執筆へ。セカンドチャンス。加害者は、幸せになる資格がないのだろうか。 退所しても、また犯罪を繰り返す。友人環境に流されたり、家庭環境が悲惨で、生きるための選択肢としてやむを得ず。こうし...

著者をネット検索するとヤンキー時代の写真。更生し、自らと似たような境遇の子供たちを励ましながら執筆へ。セカンドチャンス。加害者は、幸せになる資格がないのだろうか。 退所しても、また犯罪を繰り返す。友人環境に流されたり、家庭環境が悲惨で、生きるための選択肢としてやむを得ず。こうした少年少女に寄り添う事も重要だし、人は過ちを犯す事があるもの。やり直せる社会を考える事は、過ちを犯さない社会を考える事と同様に重要だ。 周りに流されて、判断基準が社会善ではなく、身近な友人の倫理観に左右される。この領域違いが正義感を揺らがせる。つまり、この社会は悪だとか、政治は悪だとか、会社や富裕層は悪だとする事で、身近な集合体の論理を正当化しやすくなる。善悪の判断が歪み、その環境にいれば犯罪に走りやすくなる。そういう構造がある。 逮捕前と逮捕後で、帰る家が同じ、受け入れてくれる仲間が同じなら、簡単には変わらない。だからといって、そこから抜け出そうとすると、帰る家がない。やむを得ない犯罪が、今、どれだけあるのか。そこから直していければ良いのだが。

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2024/10/12

貴重な話を読むことができました。 可哀想や悲しいというより、切なさを感じました。育っていく環境や人の出会いも大切なことであるか、痛感しました。

Posted by ブクログ

2024/09/27

人によっては厳しい視線は変わらないかもしれないし、当人たちによってはとことんワルで、更生の余地がない人間もいるかもしれない。 重要なのはきっかけ、なのだろう。ここで終わってたまるか、まだ自分はやり直せる。そんな言葉をかけてやれる人間がどれだけいるだろうか。 読み終えて深く突き刺さ...

人によっては厳しい視線は変わらないかもしれないし、当人たちによってはとことんワルで、更生の余地がない人間もいるかもしれない。 重要なのはきっかけ、なのだろう。ここで終わってたまるか、まだ自分はやり直せる。そんな言葉をかけてやれる人間がどれだけいるだろうか。 読み終えて深く突き刺さる一冊である。

Posted by ブクログ

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