商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | さくら舎 |
発売年月日 | 2024/08/08 |
JAN | 9784865814330 |
- 書籍
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帰る家がない 少年院の少年たち
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帰る家がない 少年院の少年たち
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
著者をネット検索するとヤンキー時代の写真。更生し、自らと似たような境遇の子供たちを励ましながら執筆へ。セカンドチャンス。加害者は、幸せになる資格がないのだろうか。 退所しても、また犯罪を繰り返す。友人環境に流されたり、家庭環境が悲惨で、生きるための選択肢としてやむを得ず。こうし...
著者をネット検索するとヤンキー時代の写真。更生し、自らと似たような境遇の子供たちを励ましながら執筆へ。セカンドチャンス。加害者は、幸せになる資格がないのだろうか。 退所しても、また犯罪を繰り返す。友人環境に流されたり、家庭環境が悲惨で、生きるための選択肢としてやむを得ず。こうした少年少女に寄り添う事も重要だし、人は過ちを犯す事があるもの。やり直せる社会を考える事は、過ちを犯さない社会を考える事と同様に重要だ。 周りに流されて、判断基準が社会善ではなく、身近な友人の倫理観に左右される。この領域違いが正義感を揺らがせる。つまり、この社会は悪だとか、政治は悪だとか、会社や富裕層は悪だとする事で、身近な集合体の論理を正当化しやすくなる。善悪の判断が歪み、その環境にいれば犯罪に走りやすくなる。そういう構造がある。 逮捕前と逮捕後で、帰る家が同じ、受け入れてくれる仲間が同じなら、簡単には変わらない。だからといって、そこから抜け出そうとすると、帰る家がない。やむを得ない犯罪が、今、どれだけあるのか。そこから直していければ良いのだが。
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貴重な話を読むことができました。 可哀想や悲しいというより、切なさを感じました。育っていく環境や人の出会いも大切なことであるか、痛感しました。
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人によっては厳しい視線は変わらないかもしれないし、当人たちによってはとことんワルで、更生の余地がない人間もいるかもしれない。 重要なのはきっかけ、なのだろう。ここで終わってたまるか、まだ自分はやり直せる。そんな言葉をかけてやれる人間がどれだけいるだろうか。 読み終えて深く突き刺さ...
人によっては厳しい視線は変わらないかもしれないし、当人たちによってはとことんワルで、更生の余地がない人間もいるかもしれない。 重要なのはきっかけ、なのだろう。ここで終わってたまるか、まだ自分はやり直せる。そんな言葉をかけてやれる人間がどれだけいるだろうか。 読み終えて深く突き刺さる一冊である。
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