商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2024/07/11 |
JAN | 9784791776498 |
- 書籍
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ためらいと決断の哲学
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ためらいと決断の哲学
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[目次] まえがき 浮動的安定からウェルビーイングへ 1 伝わらない疑問/ 2 普遍性への執念/ 3 普遍性と絶対性の夢/ 4 宇宙視線/人生視線/ 5 ためらいと決断、そして浮動的安定/ 6 ウェルビーイングへの道/ 7 リーダーシップの未来へ 第一部 因果関係に潜む謎 第...
[目次] まえがき 浮動的安定からウェルビーイングへ 1 伝わらない疑問/ 2 普遍性への執念/ 3 普遍性と絶対性の夢/ 4 宇宙視線/人生視線/ 5 ためらいと決断、そして浮動的安定/ 6 ウェルビーイングへの道/ 7 リーダーシップの未来へ 第一部 因果関係に潜む謎 第1章 因果と応報 1 なぜ因果関係か/2 森羅万象に食い込む因果関係/3 原因と責任の同義性/4 刑罰の問題/5 犯罪抑止?/6 原因指定のゆらぎ/7 恒常的連接による習慣/8 因果関係は知覚できない/9 共通原因の問題/10 共通原因の深淵/11 因果関係と確率・統計/12 「シンプソンのパラドックス」/ 13 因果的直観への問い/14 時空的接近と量子力学/15 時時間的先行と逆向き因果/16 不在因果という問題/17 因果関係をめぐる「ためらい」と「決断」 第2章 「思考実験」から「知識の新因果説」へ 1 なぜ「思考実験」か/2 ウィリアムソンと「ゲティア問題」/3 正当化された真なる信念? /4 「ゲティア・ケース」の論理的構造/5 「ゲティア直観」とそのさざ波/6 「非ゲティア・ケース」と二つの条件文/7 原因としての「ゲティア・ケース」の不在/8 認識的ニヒリズム/9 知識をめぐる「ためらい」と「決断」 第3章 不在因果と反事実的条件分析 1 見ると見ないの同時性/2 不在因果の問い/3 不作為と過失/4 意図的不作為と過失不作為/5 「根源的ペシミズム」と不在因果の可能性/6 オプティミズムへの道/7 ヒューム因果論への問い直し/8 反事実的条件分析への道 第4章 不在因果と責任帰属の構図 1 因果的先取/2 「野放図因果」と「不完全特定化問題」/3 選択する「ためらい」/4 規範性の逸脱/5 定量化への道/6 三次元説の提起/7 記述性度と規範性度/8 因果関係へのためらいと決断 第二部 倫理の深層へ 第5章 トリアージと人権 1 議論のすれ違い/2 トリアージという緊迫/3 救急外来でのトリアージ/4 COVID-19 に関する人工呼吸器の配分/5 「救命可能性」と「生存年数最大化」/6 トリアージをめぐる予防文脈と危機文脈/7 予防文脈の不整合性/8 トリアージと人権/9 「公共の福祉」と人権の制約/10 絶対的権利としての人権?/11 人権概念の基盤と「人民の福祉」/12 人権概念の普遍性の問題 第6章 動物倫理と鳥獣害の問題 1 ペスト・コントロール/2 欠損感/3 返礼モデル/4 動物倫理と鳥獣害の緊張/5 三毛別の惨劇/6 近年の鳥獣害/7 鳥獣害の広がり/8 動物の権利/9 権利と義務の相関性/10 動物観の根底へ/11 動物対等論 第7章 死刑不可能論の展開 1 死刑という問題/2 死刑存廃の実情/3 裁判員制度と死刑判決/4 残虐性と誤判可能性/5 抑止効果、世論、そして執行人/6 被害感情の問題/7 存廃論を越えて/8 死刑不可能論の提起/9死刑不可能論の含意/10 人権思想の源泉/11 人権思想と共同体主義/12 「死の所有」の観念 あとがき 「消えてなくなること」の彼方へ 註 参考文献 索引 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3938&status=published
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