商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/07/10 |
JAN | 9784480684875 |
- 書籍
- 新書
ことばが変われば社会が変わる
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ことばが変われば社会が変わる
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
言葉と社会について 具体的事例に基づいて 紹介されていて興味深い。 最後のパートナーの呼び名問題が 現在進行形でもあり、 面白かった。 男女の関係性や原理原則より 「正しい日本語」という価値観の 指摘はなるほどと思った。 言葉に潜む差別意識など これだけ鋭く気がつくのに こ...
言葉と社会について 具体的事例に基づいて 紹介されていて興味深い。 最後のパートナーの呼び名問題が 現在進行形でもあり、 面白かった。 男女の関係性や原理原則より 「正しい日本語」という価値観の 指摘はなるほどと思った。 言葉に潜む差別意識など これだけ鋭く気がつくのに この表現の問題には 気づかないのが日本語の 難しいところ ↓ 「誰かが決めてほしい」という他力本願な意識
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言葉はあらゆるものを区別したりする役割を持つ。 という当たり前が この本を読みながら ハッとさせられた気付きでした また、言葉を使う際に 海外の方は自由に発話者が選択するが 日本人は正しさを重視するというのも面白い気付きだった 最後の 結局はどんな選択肢をとってもいいけれど ...
言葉はあらゆるものを区別したりする役割を持つ。 という当たり前が この本を読みながら ハッとさせられた気付きでした また、言葉を使う際に 海外の方は自由に発話者が選択するが 日本人は正しさを重視するというのも面白い気付きだった 最後の 結局はどんな選択肢をとってもいいけれど あるがままを分析しているという作者のスタンスがおもしろかった
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中村桃子先生の社会言語学の本。 タイトルは「社会が変わればことばが変わる」ではなく『ことばが変われば社会が変わる』 全体的にとても良く練られた構成で、章末には振り返りと次に考えることが示されていて非常に読みやすい。計算され尽くしている印象。 内容はジェンダー関係の問題とことば...
中村桃子先生の社会言語学の本。 タイトルは「社会が変わればことばが変わる」ではなく『ことばが変われば社会が変わる』 全体的にとても良く練られた構成で、章末には振り返りと次に考えることが示されていて非常に読みやすい。計算され尽くしている印象。 内容はジェンダー関係の問題とことばの関係を様々な視点から読み解いて行くような進み方。前半は特にジェンダー関係のことば問題が多くを占めていて、ことばの本なのを忘れてしまいそうなほど。 考えての上だと思うけれど、たまに著者本人の個人的な感情がポロっと書いてあったりして親しみやすい。 言語学も社会学も言葉が…単語が難しい。でもこの本は、新しい概念は出てくる前に説明があるので安心して読めます。 生活の中でのことばの問題に感心がある方には是非ともオススメしたい一冊です。
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