1,800円以上の注文で送料無料

さらば!忖度社会 崖っぷちニッポン改造論
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

さらば!忖度社会 崖っぷちニッポン改造論

泉房穂(著者)

追加する に追加する

さらば!忖度社会 崖っぷちニッポン改造論

1,320

獲得ポイント12P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2024/07/02
JAN 9784299054340

さらば!忖度社会

¥1,320

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/19

最近色んなメディアに露出している泉さん。元明石市長。 トップの独断で事務方と対立する、という図式は兵庫県知事と変わらないようにも見える、 が、向いている方向が違う。 泉さんはとことん市民のために動いている。 既に余っている市営住宅を計画通り作ろうとしているのを止めるとか、 膨大な...

最近色んなメディアに露出している泉さん。元明石市長。 トップの独断で事務方と対立する、という図式は兵庫県知事と変わらないようにも見える、 が、向いている方向が違う。 泉さんはとことん市民のために動いている。 既に余っている市営住宅を計画通り作ろうとしているのを止めるとか、 膨大な下水道工事予算の目的が、ごく一部の地域の浸水にあることを確認したあと、 その地域の下水道だけを公示させ、300億浮かせるとか。 兵庫県知事も、天下りを禁止するなど、緩んだ県庁職員に対する前向きの改革もあったという。 その意味では今回のパワハラ云々も職員の意趣返しの要素もあるのだとは思うが、 二人自死を出しては言い逃れはできない。 泉さんも土建業会やその族議員にはかなり叩かれたという。 しかしそれを上回る信念、そして市民の支持で踏ん張れた。 12年市長をまっとうし、結果出生率が他地域を大きく上回ったという。 貧しい両親と障碍者の弟という家庭環境から東大をめざした苦学生。 東大に入ったもののあまりの価値観の違いに唖然とし、、、 そういう連中が官僚に、企業トップになっているのだから、日本も底が知れてる。 官僚には情は不要としても、政治家は違うはず。 それが世襲議員は取り巻きの言うことしか聞かず、 選挙に苦労する野心家議員は、票とカネをくれる連中しか見ない。 市長選レベルでは、市民の側に立つ候補者を応援し、当選させている泉さん。 地方分権が進んでいない現状では限界がある。 多くの金を握っているのは国だから。 泉さん、果たしてこの後どういう手に出るのだろう。 自民党総裁候補9人のほとんどより、立憲民主党首4人のうちの何人かの方が、 市民を見ているような気はするのだけれど、、 第1章 理不尽な社会に「復讐」を誓った日(人生の原点は「貧困」と「差別」;障害を持って生まれた弟 ほか) 第2章 役所という伏魔殿(漫然とした「官僚政治」が続いてきた悲劇;官僚に寄生する政治家とマスコミ ほか) 第3章 議会は本当に必要なのか?(「三権分立」はフィクション;議会は「個別利益」代表者の集合体 ほか) 第4章 国民不在のマスコミ報道(「財務省は正義」という幻想;マスコミが維新の会を批判できない理由 ほか) 第5章 「常識」という言葉に騙されるな(「ものを買う側」に光を当てる;「子育て支援策」重視への異議と抵抗 ほか)

Posted by ブクログ

2024/09/14

泉房穂さんは暴言やパワハラで何度もニュースになっているが、それでも実績が評価され明石市民から支持されてきた人。 泉房穂さんが明石市長として権力者に忖度せず、市民の生活を優先して利権がらみの人達とけんか腰で戦ってきた姿勢がよくわかりました。 某県知事のような、自分ファーストの間違っ...

泉房穂さんは暴言やパワハラで何度もニュースになっているが、それでも実績が評価され明石市民から支持されてきた人。 泉房穂さんが明石市長として権力者に忖度せず、市民の生活を優先して利権がらみの人達とけんか腰で戦ってきた姿勢がよくわかりました。 某県知事のような、自分ファーストの間違ったエリート思考の持ち主ではない。 権力にしがみついて生きている人達が作った常識をズバッと否定する物言いが面白い。 忖度社会、すなわち厚顔無恥な人がのさばる社会を考え直すための本。 泉房穂さんはテレビでは政治家やスポンサーに都合が悪いことをストレートに言うので、最近は出演オファーが減っている。 たまに出演する番組では発言禁止事項をやんわりと告げられているようで、確かにテレビでの発言の歯切れが悪くなった。 政治家やスポンサーに媚びを売る必要のない図書のほうが発言の自由度が高く、より本心を聞けるので良い。 泉房穂さんの強みは市長だったこと。 権力者に逆らっても市民優先の政治をしていれば、市長は市民の投票で選ばれる。 自民党の総裁選と比べればよく分かる。 自民党の総裁は自民党が選ぶ。 裏金議員や某宗教団体と近しい議員を排除する姿勢を示せば多くの票を失う。 だから旧安倍派がバックに多くいる総裁候補は、裏金問題はスルーし、某教団の教義に反する夫婦別姓には反対するのですぐわかる。 今の自民党が選んだ総裁では、誰が選ばれようが自民党にとって都合がいいだけで国民が信任した人物ではない。 裏金資金を提供してくれる企業や、選挙で投票してくれる宗教の顔色をうかがう政治家はいらない。 しかしながら、そんな政治家が選んだ人が総裁になる可能性があるのが今の自民党だ。 私は自民党支持派だったが、ここ10年程で急激に腐敗しきった自民党は一度消滅したほうがいいと思っている。 だが、利権政治と忖度社会を維持したい権力者が強くて簡単には変わらなそうだ。 泉房穂さん曰く、 ・お金や宗教団体の力を借りなくては選挙に通らない人は選ばなければいい。 ・政府の広報機関と化しているマスコミの政治部や記者クラブを廃止せよ。 は、そのとおりだと思うのだが、そんなことはさせないように行動する人が多いのも今の日本だ。 利権や忖度を生む制度を変えるには、制度を作る人を変えなければならない。 自民党以外に政権を担う意志が感じられる政党はないので、自民党内の人員刷新を図ることを期待している。

Posted by ブクログ

2024/07/29

ものを買う側に光を当てない政治とマスコミ お上意識・横並び主義・前例主義からの脱却 人生の原点=貧困と差別 目の前でおぼれている人を助ける≒政治 自己責任という名の無責任 社会はつくり変えることができる 中央省庁ー現場をわかってない人が多すぎ 政治はケンカ グーチョキパーの力関係...

ものを買う側に光を当てない政治とマスコミ お上意識・横並び主義・前例主義からの脱却 人生の原点=貧困と差別 目の前でおぼれている人を助ける≒政治 自己責任という名の無責任 社会はつくり変えることができる 中央省庁ー現場をわかってない人が多すぎ 政治はケンカ グーチョキパーの力関係のトライアングル 幹部職員=最大の抵抗勢力 納得できない予算にはハンコ押さず 子ども担当・福祉担当を出世コースに 三権分立はフィクション 議会≒個別利益代表者の集合体 議員の口利きが当たり前 李下に冠を正さず 行政のチェック機能は有権者に 米国地方議会ー少数精鋭 ヨーロッパ地方議会ーボランティア型もあり 財務省は正義という幻想 記者クラブと政治部は解体すべき シーソータイプ選挙 時間がかかる≠諦める理由

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品