商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店 |
| 発売年月日 | 2024/06/28 |
| JAN | 9784314012065 |
- 書籍
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ハヤブサを盗んだ男 野鳥闇取引に隠されたドラマ
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ハヤブサを盗んだ男 野鳥闇取引に隠されたドラマ
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
野鳥が闇取引されているということ、卵泥棒・卵コレクターという人たちがいること、中東でハヤブサレースが活発なこと、いずれも知らなかった事ばかりで興味深く読みました。また、環境が何か違っていれば、もしくは何か別のきっかけがあれば、その才能が正しく生かされて、ジェフリーにはもっと違う世...
野鳥が闇取引されているということ、卵泥棒・卵コレクターという人たちがいること、中東でハヤブサレースが活発なこと、いずれも知らなかった事ばかりで興味深く読みました。また、環境が何か違っていれば、もしくは何か別のきっかけがあれば、その才能が正しく生かされて、ジェフリーにはもっと違う世界がひらけていたのではないだろうか、ということについても思いを馳せてしまいました。
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最近、トロフィーハンティングの記事を見てショックを受けたばかりだが、この本に登場する卵泥棒も本当に腹立たしい。 結局取引先が明らかにされなかったが、やっぱりアラブの金持ちなのか… 現在、卵泥棒の実態はどうなっているのか。 全ての生物が、悪の手から守られることを願うばかりだ。
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野鳥を追いかけることが、もはや“サガ”のようになっている人々が多数登場するルポ。 メインはレンドラムという卵ハンターの悪行を追っているのだけど、野鳥を介して関係している人物はネームドキャラだけでなく、モブのような人たちも多数登場する。(ルポだから本当は“ネームド”も“モブ”もない...
野鳥を追いかけることが、もはや“サガ”のようになっている人々が多数登場するルポ。 メインはレンドラムという卵ハンターの悪行を追っているのだけど、野鳥を介して関係している人物はネームドキャラだけでなく、モブのような人たちも多数登場する。(ルポだから本当は“ネームド”も“モブ”もないのだけれど……) 私が驚いたのは「鳩愛好家」の人たちの存在。(彼らはこの本ではモブ扱いなので、さらっとしか記述されない。鳩レースをする人たち。) 鳩愛好家の中には、鳩を狩る猛禽類を憎むあまり、毒を使って排除しようとする人もいるらしい。特に「伝書鳩」が通信インフラとして使われていた時代には、国を挙げて「駆除」しようとしていたという。たしかに、Eメールが途中で消えるようなことがあったら、私だって『くそが!』ってなると思うけれど……人間ってやつは全く勝手だ…… メインのレンドラムに関しては生い立ちから追っているので、その存在感の強さは言うまでもないけれど、彼以外にも鳥に魅了される人たちって本当に存在するんだろうなという実在感は、鳥という生き物のすばらしさを描いた記述によって、それまで鳥にあまり注意を払ってこなかった私にも伝わってきた。 野鳥の魅力についての記述がおもしろい本だった。 特に、ハヤブサが飛行するスピードや巧みさについての描写が、とびきりかっこ良かった。
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