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日本の気象観測と予測技術史
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日本の気象観測と予測技術史

古川武彦(著者)

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日本の気象観測と予測技術史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善出版
発売年月日 2024/06/28
JAN 9784621309223

日本の気象観測と予測技術史

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2024/09/22

中秋の名月が終わったのに、まだ気温が35度超えという、秋はいつになったらやってくるかと言いたくなる今日このごろ。 日本の気象業務は、約150年前に始まった。 明治8年(1875)6月1日、場所は東京赤坂区葵町3番地位置する高台。 当時は、気温と湿度の観測...

中秋の名月が終わったのに、まだ気温が35度超えという、秋はいつになったらやってくるかと言いたくなる今日このごろ。 日本の気象業務は、約150年前に始まった。 明治8年(1875)6月1日、場所は東京赤坂区葵町3番地位置する高台。 当時は、気温と湿度の観測は温度計と乾湿温度計を「百葉箱」の中に収納して行っていた。 そういえば「気象」「観測」とは何を意味するのか。 気象業務法では、「気象」とは大気(電離層を除く)の諸現象を言う。「観測」とは自然科学的方法による觀察あるいは測定を言う。 生成AIの話題はいろいろ見聞きする機会がある。 気象予測の世界にもAIということで筆者の古川武彦は、ChatGPT相手に「明日、天気、東京」と3語を入力した。 すると「晴、Max15℃、Min7℃、快適1日」と返って来たそうだ。 気象庁が公開している2024年1月3日の予報では「曇りのち晴れ、最高気温14℃、最低気温6℃」となっていた。 これから気象予報の世界がどうなっていくか気になるなあ。

Posted by ブクログ

2024/07/28

序章 第1章 赤坂葵町・代官町時代(1875〜1923) ―気象観測の始まり  1.1 「東京気象台」赤坂葵町に創立、気象観測の開始  1.2  皇居北の丸 代官町に移転 —天気予報の開始  1.3 「天気晴朗ナレドモ波高シ」  1.4  測候技術官養成所の創立  ―「気象大学校...

序章 第1章 赤坂葵町・代官町時代(1875〜1923) ―気象観測の始まり  1.1 「東京気象台」赤坂葵町に創立、気象観測の開始  1.2  皇居北の丸 代官町に移転 —天気予報の開始  1.3 「天気晴朗ナレドモ波高シ」  1.4  測候技術官養成所の創立  ―「気象大学校」の前身  コラム① 日露戦争の頃の通信インフラ 第2章 竹平町時代(1923〜1964) ―新しい観測技術と数値予報の幕開  2.1 竹平町にて新しい観測技術と数値予報を開始  2.2 ジェット気流の発見  2.3 中央気象台、戦時体制へ  2.4 国際社会への復帰と気象業務法の制定  2.5  高層気象観測(ラジオゾンデ)の導入  2.6  気象レーダーの開発と全国展開  2.7 東洋初の電子計算機導入  2.8 数値予報の幕開け  2.9 「アメダス」の運用開始  コラム② 風船爆弾  コラム③ 岡田台長、軍部の要請を拒否(中央気象台の独立)  コラム④ 「第1回数値予報国際シンポジウム」と椿事 第3章 気象観測の高度化と数値予報の進化(1964〜2021)  3.1 気象庁大手町へ移転 ―「地上気象観測装置」の展開  3.2 新しい数値予報の開始、ガイダンス  3.3 富士山気象レーダーの建設  3.4 気象衛星「ひまわり」の打ち上げ  3.5 ウィンドプロファイラ ―空の「アメダス」の導入  3.6 「雷監視システム(LIDEN)」の導入  3.7 気象予報士の誕生  3.8 アンサンブル予報の開始  3.9 コンセンサス台風進路予報  3.10 気象予測から見た海洋観測  コラム⑤ 「天気野郎」の面目躍如  コラム⑥ 「NCAR」留学  コラム⑦ アメリカ太平洋第7艦隊旗艦 ―大阪港へ  コラム⑧ 乙部道路  コラム⑨ 「ひまわり」と命名 第4章 虎ノ門時代(2021〜) —新たな時代のはじまり  4.1 「ひまわり」後継機  4.3 「線状降水帯」の予測  コラム⑩ 気象予測における「AI」 第5章 地球温暖化  5.1 地球温暖化の状況としくみ  5.2 温室効果ガスの状況  コラム⑪ 「プリンストン高等研究所」訪問

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