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『今夜、世界からこの恋が消えても』著者がおくる、淡い恋と再生の物語。 ある事から無気力な日々を送る高校二年生の樋口悠は久々に登校した教室で転校生の有馬帆花と出会う。 「私とお友達になってくれない?」 どこかクラスで浮いている彼女を不思議に思いつつも、次第に打ち解けていく二人。 そ...
『今夜、世界からこの恋が消えても』著者がおくる、淡い恋と再生の物語。 ある事から無気力な日々を送る高校二年生の樋口悠は久々に登校した教室で転校生の有馬帆花と出会う。 「私とお友達になってくれない?」 どこかクラスで浮いている彼女を不思議に思いつつも、次第に打ち解けていく二人。 そんなある日、姿を消していた幼馴染・水瀬凛が教室に現れた。換わるように消えた帆花。決して交わらない二人と交錯する三人の想いはやがて、一つの事実に導かれ――。 全てが繋がった先に訪れる驚愕の真相とは? 十代の淡い恋と再生を描いた感動作。
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Amazonの紹介より ある事から無気力な日々を送る高校二年生の樋口悠は久々に登校した教室で転校生の有馬帆花と出会う。 「私とお友達になってくれない?」 どこかクラスで浮いている彼女を不思議に思いつつも、次第に打ち解けていく二人。 そんなある日、姿を消していた幼馴染・水瀬凛が教室...
Amazonの紹介より ある事から無気力な日々を送る高校二年生の樋口悠は久々に登校した教室で転校生の有馬帆花と出会う。 「私とお友達になってくれない?」 どこかクラスで浮いている彼女を不思議に思いつつも、次第に打ち解けていく二人。 そんなある日、姿を消していた幼馴染・水瀬凛が教室に現れた。換わるように消えた帆花。決して交わらない二人と交錯する三人の想いはやがて、一つの事実に導かれ――。 全てが繋がった先に訪れる驚愕の真相とは? 十代の淡い恋と再生を描いた感動作。 樋口と水瀬、それぞれの視点を交互に展開していくのですが、読んでいるとどことなく違和感が発生します。 転校生が加わることで、さらに違和感のある関係性になるのですが、次第にわかってくる秘密に納得感がある一方で、なんとも衝撃的すぎでした。 それは一つの出来事がきっかけなのですが、それによって狂わされていく3人の運命は読むのも辛いくらい、切なく悲しいものになっています。 「これは僕と彼女が出会い、別れるまでの物語」と紹介されているので、なんとなく話の展開がわかるかもしれませんが、とにかく切なかったです。 視点が変わるたびに、時系列がバラバラになるので、ちょっと頭の整理が大変でしたが、徐々にピースが埋まっていくと、転校生がいかに努力をしているのか窺えました。 幼馴染との恋は爽やかであり、初々しい一方で、事実が分かった後の落差は凄かったです。 ただ、ページが少ない分、手軽に読めますが、心理描写をじっくりと浸れないないまま、次々と展開していくので、いつの間にか終わっていた印象でした。 時系列も過去と現在、何回も行き来していくので、もう少し浸りたかったなと思いました。 いずれにせよ、樋口が前へ進むことを望みたいです。 3人の関係性を通じて、「友達」であることの大事さや切なさが滲んでいました。
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樋口悠と有馬帆花と水瀬凛。 3人の同級生のお話しなんだけど 有馬帆花と水瀬凛が交互に現れるから 現実なのかイマジナリーフレンドなのか どっちが本当なのか分からないまま読んでた。 そしたら少しずつ真実が見えてきて。 悲しい事故から3人の未来が変わり始めてたなんて。 水瀬凛は事故に巻き込まれて亡くなった。 樋口悠は大切な人の死を受け止められなくて 遷延性意識障害と思い込んでいる。 有馬帆花は事故の加害者の娘で その事実に悩み苦しみもがきながら 樋口悠を支えたいと思いある行動に出る。 1つずつ分かってきたピースが全て揃った時に この物語が凄く切なくて悲しくて でも絶望や苦しみの中に希望が見えてきて 今を大切に一生懸命に生きようと思った。 今がどん底で苦しくても生きて欲しい 今の日常が当たり前じゃないんだよ 今は無理でもいつかは現実と向き合って欲しい 事故の加害者側にも苦しんでいる人がいること 沢山のことを伝えたいし 知って欲しいメッセージが込められていると思う。 だから 大切な人を亡くした人もだけど 今が幸せでいっぱいの人にも読んで欲しい。
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