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最後の王妃 集英社オレンジ文庫
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最後の王妃 集英社オレンジ文庫

白洲梓(著者)

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最後の王妃 集英社オレンジ文庫

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/06/20
JAN 9784086805629

最後の王妃

¥715

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/09/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

最初の方は、見た目は地味だが家柄もあり教育も受けていた主人公が政略結婚で皇子と結婚する。しかし、皇子は美人な下働きの娘マリーに夢中。さらにマリーは主人公の私にも優しく接するから、余計に主人公は孤立していく。でもマリーは他のイケメンと浮気してる。 そんな主人公は孤児院に行ったり、子供たちの名前を努力して覚えていたりする、 そんな時に隣国の侵攻にあい、皇子とマリーは二人で自害、主人公は一人残される。 もうこの時点で、いずれ隣国の王子に性格の良さから見そめられて結婚するんだろうなーと先が読める。 先が読めるのはいいんだけど、どうやってそこまでに至るのかを楽しむのも読書の楽しさの一つだけど……。 箱入り娘で甘ったれた部分もある主人公が、医療に詳しい従者の女の子と出会うことで成長していくところは良かったのかもだし、一巻で収まっている部分はすごいけど、面白いのかはわからない。 ファンタジーかつ国を扱うのって難しいのに、主題が恋愛で萎えるのかも。

Posted by ブクログ

2024/07/06
  • ネタバレ

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国が滅んでしまったのに、一人残された王妃。 王のダメダメを支える臣下や配偶者は悲惨だわ。 それがどこか今の日常に重なって、皮肉だなぁとか思って読んでました。

Posted by ブクログ

2024/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シメオンと婚姻関係を結んでいた頃は、自分以外のところが勝手に盛り上がって勝手に破滅していって、自分だけが蚊帳の外みたいな、どこまで行っても中心になれない状態だったのに、夫と国が亡くなって初めて主役になれたルクレツィア。 本人にも改善の余地はあったけれども、正直気の毒だなあという感想を抱くレベルというか。 いざ王妃という職を離れてからの方が、よほど波乱万丈だった。 大冒険でしたよ、ルクレツィア。 そして、彼女が様々な経験を積んで成長していくのに反比例して、残念度の方が上がっていくヒーロー…… 父を失い、おじに謀反を企てられたにも関わらず、同情するどころか「おまえストーカーだったんか」と呆気に取られたので。 どうしてこうなった。 中盤以降くらいまでは、ルクレツィアの王妃として過ごした日々、そして国がなくなってからは本当に波乱万丈な命がけの旅をする様を描いていたので、結構シリアス寄り。 しかし、ヒーローとの合流後からは一気にコメディ色が強くなって驚くという だから、ヒーロー君が雰囲気ごと台無しにするから。 またゆったりペースだった前半に比べて後半は駆け足気味。 ヒーローの逆転劇の細かいところは描かれずに、すぱっと展開が飛んだことにも驚いた。 後はもうハッピーエンドに向けて転がり落ちるだけ。 それだけルクレツィアが頑張ったということでひとつ。 番外編はルクレツィア匿われ中の5年の間の一コマ+終章直前くらいのお話。 ちょっと泣けるシーンもあるのに、結局更にストーカー行為で残念度を上げにかかったヒーローにもっていかれるという。 初恋拗らせるの、怖い……本当に。

Posted by ブクログ

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