![かなたのif フレーベル館 文学の森](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002033/0020333513LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フレーベル館 |
発売年月日 | 2024/06/14 |
JAN | 9784577052976 |
- 書籍
- 児童書
かなたのif
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
かなたのif
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二つの世界に生きる香奈多(かなた)と瑚子(ここ)。 香奈多が語るパートと、瑚子が語るパートが交互に出てきて物語が進んでいくが、どこかちぐはぐな印象を受ける。 展開するごとに、その謎が判明していくのだが、過去の話の伏線回収と、これからの二人の未来の話のどちらもが温かくてホッとした。 かなしいことがあっても、かなしいだけで終わらせない。そんな決意が二人の中に共通している。 それは香奈多のお母さんの言葉でもある。 「かなしいのは、いっしょにいられたことが幸せだったからなんだって。だからさだからさ、そのかなしいのは、パパが最後にくれたプレゼントなの。すっごく大切にしないといけないものなんだって。」 そして互いの世界に生き続ける二人を繋げたのは一見、意地悪に見える佑実で。 「この世に友だちは一人もいない」と信じきっていた二人が、実は色んな人に見守られているという事実は、とても優しく、勇気づけられる。
Posted by