商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2024/06/06 |
| JAN | 9784480512499 |
- 書籍
- 文庫
ポパー 第2版
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ポパー 第2版
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商品レビュー
4.5
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●感想要約: 哲学者「カール・ポパー」の思想を専門外にもわかりやすく整理した入門書.「反証可能性」という科学の発展過程や誤りの排除の仕組みが主題です.700ページの大著を通して,「反証可能性」が科学だけでなく,進化論・歴史観・社会哲学・政治哲学にも広く適用され,「開かれた社会」や...
●感想要約: 哲学者「カール・ポパー」の思想を専門外にもわかりやすく整理した入門書.「反証可能性」という科学の発展過程や誤りの排除の仕組みが主題です.700ページの大著を通して,「反証可能性」が科学だけでなく,進化論・歴史観・社会哲学・政治哲学にも広く適用され,「開かれた社会」や正義の基盤となるといった主張に深く感銘を受けました.一方で,この概念自体も反証可能であるべきではないかという問いもあり得ると感じつつ,長大ゆえ深い理解のためには再読の必要性を感じながら,現状では「自己批判的な態度と誠実さ」が重要だと理解するのでした. ●科学博士の書評指数: 楽しみ度:★★★☆☆ 共感度 :★★★★☆ 学び度 :★★★★★ 話題度 :★☆☆☆☆ お薦め度:★★★★☆ ●概要: 20世紀哲学を代表するカール・ポパーの思想を,専門外の読者にも理解できるように整理した入門書です.ポパーが打ち立てた「反証可能性」を中心に,科学理論がどのように発展し,誤りを排除しながら真理へ近づこうとするのかを解説しています.また,進化論・歴史観・社会哲学・政治的立場などへと思想を広げ,「開かれた社会」の意義を紹介.ポパーの思考の一貫性を,論じる概説書です. ●感想: ・科学の定義としての「反証可能性」というキーワードを生み出した哲学者「カール・ポパー」に興味を持ち,700ページ近くの長大なこの本を読み始めました.2週間近くかかってしまいましたが,大変読み応えのある本だと感じました. ・ポパーの主張する「反証可能性」という観点が,純粋な「科学」という分野だけでなく,進化論・歴史観・社会哲学・政治哲学と幅広い分野に適用されている事が非常に印象に残ります.さらに,各分野での「反証可能性」に基づく開かれた社会と言う考え方に代表される意義について検討されており,思想・学問・政治における正義というか,正しさという事へ導く基本的な考え方が提案されていると感じました. ・多分、「反証可能性」は間違っていないと思うのですが,「反証可能性」という考え方にも「反証」される可能性があることを認めないといけないので,そこはどう考えれば良いのだろうか?と思うのでした. ・幅広い分野に適用可能な汎用性を持つ考え方「反証可能性」は,まさに哲学という学問の重要性を実感させてくれると思います.実用性という観点からは,ちょっと遠い世界かもしれませんが,人類が共通に持つべき倫理観といった考え方につながるなと感じるのでした.この本の中でも倫理観と関連する「正義とは?」について論じられています. ・正直,長い本なので,自分の中で体系化して理解することは出来ていないです.気になったチェック点を見返すと,断片的にしか理解できず,より良く理解するためにはもう一度読み直さないといけないと思うのであります.その中で,あえて一文をあげるとすると,最後の部分に記載されている「自己批判的な態度と誠実さが義務となる」を挙げたいと思います.この考え方は「反証可能性」の考え方につながる重要な一文であると自分は理解しました.
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どういうわけか、ポパーが好きだ。 彼の思想をすべて理解しているわけではないけれど、なぜかとても惹かれる。 世界を推測し、その推測を反駁できること、そして、反論や批判に対して開かれた社会の重要性――それらに深く共感している。 その思想がもたらす恩恵を信じたい気持ちがある一方で、...
どういうわけか、ポパーが好きだ。 彼の思想をすべて理解しているわけではないけれど、なぜかとても惹かれる。 世界を推測し、その推測を反駁できること、そして、反論や批判に対して開かれた社会の重要性――それらに深く共感している。 その思想がもたらす恩恵を信じたい気持ちがある一方で、それが時に辺境を生み出しているのではないかという不安も、ふとよぎる。 もっと生きて、意識についての研究を続けてほしかった、その思索に触れてみたかった。
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