商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/06/28 |
| JAN | 9784488029067 |
- 書籍
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明智恭介の奔走
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明智恭介の奔走
¥1,870
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商品レビュー
3.6
194件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
屍人荘の殺人からはじまるシリーズの中で、魅力のあるキャラクターだっただけにあんなにも早く退場してしまい悲しかっただけに、明智さんにスポットが当たったことにとても喜ばしく思います。 短時間とはいえ深い爪痕を残したっだけあり、今作でもなかなかのクセの強さ。 ミステリーというものに真っ直ぐで貪欲すぎるがゆえ、周囲の人間とこじれてしまいながらもどこか憎めない明智さんの日常が楽しめます。 事件の内容も屍人荘シリーズよりはライトなもので、読みやすい作品でした。 微笑ましいことも、少しカチンとくることもありますが、この先は屍人荘の殺人にいつか繋がるのか・・・と多いながら、在りし日の姿を偲びました。
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シリーズ1作目『屍人荘の殺人』以前の明智恭介を主人公に据えた短編集。全5編が収録されていて、いずれも彼の身の回りで起きる、ちょっと不可解な「日常の謎」を解き明かす。 なのでシリーズ本編にあるような凄惨な殺人事件や、クローズドな環境下に閉じ込められたりといった緊迫感はない。だけど...
シリーズ1作目『屍人荘の殺人』以前の明智恭介を主人公に据えた短編集。全5編が収録されていて、いずれも彼の身の回りで起きる、ちょっと不可解な「日常の謎」を解き明かす。 なのでシリーズ本編にあるような凄惨な殺人事件や、クローズドな環境下に閉じ込められたりといった緊迫感はない。だけど、それだけに明智さんが普段から純粋に謎を愛し、真実を追い求める姿がより鮮明に印象に残る。彼のミステリに対する熱量が清々しい。 最後のエピソードは、明智さんが神紅大学一回生の設定で、当然葉村とは出会う前だけど、まだ何者でもない、がむしゃらで初々しさが前面に押し出された描写が新鮮な感じだった。 明智さんと葉村の掛け合いも楽しめる章もあったし、たまにはこういう血生臭くない展開のミステリもいい。対峙するのが日常の謎だけど、著者ならではのロジカルかつエンタメ性はしっかりと抑えた一冊だった。
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「屍人荘」以前の、若き探偵たちの輝きに満ちた短編集。事件に首を突っ込み、時に煙たがられながらも真実を追い求める明智恭介という男の、愛すべき「異常性」と「純粋さ」が鮮烈に描かれています。 今村先生らしい緻密なロジックは今作でも健在です。日常の延長線上にある不可解な謎が、明智の鋭い眼...
「屍人荘」以前の、若き探偵たちの輝きに満ちた短編集。事件に首を突っ込み、時に煙たがられながらも真実を追い求める明智恭介という男の、愛すべき「異常性」と「純粋さ」が鮮烈に描かれています。 今村先生らしい緻密なロジックは今作でも健在です。日常の延長線上にある不可解な謎が、明智の鋭い眼差しと剣崎比留子の明晰な頭脳によって解き明かされていく過程は、まさにパズルのピースが嵌まるような快感。何より、彼らの何気ないやり取りの中に、後に繋がる運命の足音が聞こえてくるような、切なくも美しい空気感がたまりません。
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