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前-哲学的 初期論文集 草思社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社 |
| 発売年月日 | 2024/06/05 |
| JAN | 9784794227294 |
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前-哲学的
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
倫理や道徳についての深い考察が盛り込まれた本書は、フランス文学と哲学をテーマにした論文集であり、著者の内田樹が80年代から90年代にかけて執筆した作品です。特に「20世紀の倫理」では、ニーチェやカミュを通じて、倫理が歴史的に形成される過程を丁寧に探求しており、分かりやすい論旨が魅力的です。また、「鏡像破壊」や「面従腹背のテロリズム」といった章では、カミュの作品をラカンの理論や政治的背景と関連付けて読み解く試みがなされており、興味深い視点が提供されています。全体として、哲学的なテーマを深く掘り下げることで、読者に新たな視点を提示する一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
本書は、内田先生が80年代から90年代にかけて書いた、フランス文学、哲学についての論文をまとめた一冊。正に「論文」の形式で書かれているので、最近の語り口調の文章とはかなり色合いを異にするが、読み応えは十分。 以下、主な感想。 ・冒頭の「20世紀の倫理」 道徳、倫理は超歴...
本書は、内田先生が80年代から90年代にかけて書いた、フランス文学、哲学についての論文をまとめた一冊。正に「論文」の形式で書かれているので、最近の語り口調の文章とはかなり色合いを異にするが、読み応えは十分。 以下、主な感想。 ・冒頭の「20世紀の倫理」 道徳、倫理は超歴史的なものではなく、歴史的に形成されてきたものであり、ニーチェの「神は死んだ」により、啓示・神の戒律がその効力を完全に失ってしまったこと、そうした中、大衆社会において倫理はいかにして成り立つものであるかを、ニーチェ、オルテガ、カミュを通して考えたもの。丁寧に論旨がまとめられていて分かりやすい。 ・「鏡像破壊」 カミュの『カリギュラ』では鏡が大きな役割を果たしているが、その意味をラカンの鏡像段階で読み解こうとするもの。ラカンの鏡像段階論の解説もされているのだが、ラカンが良く分からないので、本論文の論旨も十分には理解できなかった。 ・「面従腹背のテロリズム」 モーリス・ブランショの『文学はいかにして可能か』を、ドイツ占領軍当局の検閲下における暗号で書かれた政治的テクストとの仮説の下、その暗号を解読しようとするもの。当時の政治的、文学的党派、分派などの状況が分からないので、全く歯が立たなかった。
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