商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2024/06/03 |
JAN | 9784260056939 |
- 書籍
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安全に狂う方法
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安全に狂う方法
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
Twitterで見かけて気になったので読んでみた。 気が狂いそうになった時に安全に発散させるもしくは気持ちを収束させる何かしら具体的で有益な方法が書いてあるのかもと思っていたが、当てが外れた。結局、何が安全に狂える方法だったのかは分からない。というか、人によるので詳しく述べるこ...
Twitterで見かけて気になったので読んでみた。 気が狂いそうになった時に安全に発散させるもしくは気持ちを収束させる何かしら具体的で有益な方法が書いてあるのかもと思っていたが、当てが外れた。結局、何が安全に狂える方法だったのかは分からない。というか、人によるので詳しく述べることはできないというところだろうか。著者はアクティブ瞑想(なんやそれ?)が合っていたらしい。その点は残念ながら参考にならなかった…。学問的に解説してくれる本ではないです。 アディクションという言葉が使われているが、わかりやすく言うと固着・固執。 依存症の人々は苦しい現状から逃避するためにアルコールや薬物などに繰り返し手を出すことで溺れてしまい(アディクション)、社会から逸脱してしまう。依存症の人々がそれらに固着してしまったのは、彼らにとってはそれが逃避する唯一といってもいい手段であったから。その手段を奪えば、苦しみから逃れることができなくなり、他のもの(ギャンブルなど)に移行したり、最悪の場合は自殺してしまう。 依存症から救い出すためには、アルコールや薬物をやめさせるだけでなく、彼らの苦痛を取り除いてやらねばならない。その方法は、例えば、彼らが置かれている環境を変えたり、自助グループに参加して自分の苦境を他者に話し受け入れられることによって慰められたり、コミュニティの一員となり社会的繋がりをもち安心させるなどがある。 この本は依存症以外にもLGBTの話もあるし、京アニ事件の犯人の話にも触れられている。はじめの方のアディクションについての考察は理解できたが、あとは著者が考える宗教観的な話があり、最終的には著者の体験談でまるで事例研究のようだった。 著者自身がアディクション当事者であるが故に、これだという核心から2ミリ逸れた話しかされていないような気がした。
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何もかも経済原理や効率性に飲み込まれた現代社会。そこから取りこぼされ、異端なもの、忌むべきものと見做されたものに光を当てた一冊、という風に読みました。具代的なハウツーはありません。個々人が少ない仲間を探して実践すべきなのでしょう。
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途中まで。 固執が愛であり、一番愛されたい、適応したいと願った先のアディクションであると理解はできる。 解決法を書いた実用書というわけでもなく、個人の記録のような印象。共感できる部分も多いが感覚が違うと思う部分が多く最後までは読みきれなかった。
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