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「JUNE」の時代 BLの夜明け前
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「JUNE」の時代 BLの夜明け前

佐川俊彦(著者)

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「JUNE」の時代 BLの夜明け前

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2024/05/27
JAN 9784750518367

「JUNE」の時代

¥1,760

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2025/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

" 当時は「おたく」という言葉はまだなくて、ライターで作家の中森明夫氏が1983年に「おたくの研究」という文章(白夜書房の雑誌『漫画ブリッコ』に掲載)で、コミケに集まる人たちがお互いに「おたく」と呼び合うのを見て命名したと言われていますが、この「おたく」という呼び方は、本当に使っていたんですよ。  その頃は、こういう趣味はまだマイナーだったので、イベントに行くとだいたい同じ顔ぶれがいたりするんですよね。そうすると、顔は知っていても、名前は知らないから、 「おたくは?」  って話しかけるんです。顔見知りだけど、友達までにはならない、イベント会場でしか話さない。そんな人にも、 「おたくは次のアレ行く?」  とか言って情報交換できるから、すごく便利な言葉だったんです。’" p.16 " コミケ界隈でも女性の間で「男の子同士」というのが流行ってる" p.32 JUNEというものを知るために読んだら、思いがけずサブカル史だった。 本文中に「さぶ」やら「薔薇族」などの雑誌名が登場して、小学生とか中学生だった当時、書店で見かけていたことを思い出す。「JUNE」も見かけているはずだがあまり記憶にない。 個人的にオタクという言葉を知った『三宅裕司のヤングパラダイス』は、調べてみたら1984年だった。 JUNEという名前に意味はない。JUNという名前でスタートしたら、同名のアパレルメーカーからクレームが来てEをつけたとのこと。 p.113 やおいは『夜追』という同人作品が発端。 p.143 ライトノベルの前段として、ヤングアダルト、朝日ソノラマ、ジュニア小説という語は登場したが、ジュブナイルという語は登場しない。著者の観測位置には存在しなかったようだ。 p.174 『エヴァJUNE読本』の「かおるxシンジ対談」ワロタ。新谷かおると和田慎二の対談というオチ。 JUNEが供給してきたものと、カップリングや順番が重要になるらしいBLは別物に見えるという感想をひとまず得た。

Posted by ブクログ

2025/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだBLという言葉どころか概念さえもなかった時代に、BLという文化を築き上げてきた筆者と作家たちの苦労と熱意の物語。 BLの歴史を知りたいと拝読したのだが、歴史というよりも思い出話のような印象を受けた。 とはいえ知らなかった最初期のBL界隈の話や、コミケ誕生の秘話まで語られており、最後まで面白く読ませてもらった。

Posted by ブクログ

2024/06/08

唯一無二の存在であった JUNEは、ある人たちにとって避難地であり楽園であり、飛び立つ力を与えてくれたものだっただろう。 作り手と読者が共に育て上げた存在。何とも幸せな気持ちに包まれた。 オタク文化黎明期の記録としても必読の書。もっと知りたい。

Posted by ブクログ

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