商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2024/05/24 |
JAN | 9784794974174 |
- 書籍
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宇宙・動物・資本主義
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宇宙・動物・資本主義
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
タイトルを見て「おっ?」となり、著者名を見て「読まな!」となって読み始めたのだけどまさかの対談集だった。ちゃんと調べてから手に入れないとねえ、こういう本は。でも面白かったからヨシッ(現場猫) 社会倫理学や新自由主義を専門としている先生なので、扱っている話題は多岐にわたっており、...
タイトルを見て「おっ?」となり、著者名を見て「読まな!」となって読み始めたのだけどまさかの対談集だった。ちゃんと調べてから手に入れないとねえ、こういう本は。でも面白かったからヨシッ(現場猫) 社会倫理学や新自由主義を専門としている先生なので、扱っている話題は多岐にわたっており、その知識量とアウトプット力に驚かされる。なお、SFの人でもあるため対談相手にはSF作家がよく登場するため、ここ10年位のSF小説を読んでいるとより楽しめるはず。個人的には長谷敏司氏との対談における「SF作家に要求されるハードルの変換」についてが興味深かった。 その他、宇宙倫理学や社会学の未来、ポップカルチャーとAIの想像力、村上春樹と新自由主義、などなど、これまでの著作の補遺、あるいは発展形とも言える対談が用意されており、いうなれば稲葉振一郎の「総集編」みたいな体裁の本だった。氏の著作を追ってきた人にとっては補完的な位置づけに来るだろうし、読んだことない人でもサブカルチャーが好きな人なら、その論考の数々に刺激をもらえると思う。 一番の収穫は本書最後に収録されていた荒木優太と矢野利裕との対談かな。お酒が入った状態なのもあってか饒舌さが一段と増し、言いまわしも砕けたものになっていて面白かった。大多数にとってのシステムがどのように機能しているのかを見極めているだけでなく、そこに迎合しにくい状況・心理の人たちはどうしたらいいのか、という視点もちゃんとあるところが信頼できるなと。
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読みどころは河野先生との対談と、河野先生をあれしている荒木先生たちとの鼎談かな。みんな話が長そう。 私のようなものにいただきましたありがとうございますありがとうございます。600ページもあるけど3800円でえらい。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1794647913420967995?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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