- 書籍
- 新書
東洋医学はなぜ効くのか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
東洋医学はなぜ効くのか
¥1,210
在庫あり
商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10281921
Posted by
難しくて流し読み。 灸は敢えて傷付けて回復を高めるなど。なぜ効くかわからなかったものなどに対して、後付けで最近分かってきたことが肉付けされている。 巻末のツボ集が一番役立つかな。
Posted by
鍼灸や漢方薬がなぜ効くのか、(西洋医学をベースにした)最新の研究を元に紹介されています。 なんとなく東洋医学が胡散臭そうとか、逆に興味を持っているといった方にはおすすめの一冊です。 例に違わずブルーバックスなので割とがっつり骨太な解説されています。 最後についているツボ一覧はあ...
鍼灸や漢方薬がなぜ効くのか、(西洋医学をベースにした)最新の研究を元に紹介されています。 なんとなく東洋医学が胡散臭そうとか、逆に興味を持っているといった方にはおすすめの一冊です。 例に違わずブルーバックスなので割とがっつり骨太な解説されています。 最後についているツボ一覧はあとあと参考になりそうです。 万能ツボの百会、合谷、足三里の3つと、頭痛に天柱、冷えに三陰交、メンタルに内関、計6つくらいは覚えておきたいと思いました。 鍼灸の刺激は、末梢、脊髄、脳の3箇所に作用し、それぞれ別のメカニズムで痛みを鎮めるとのこと。 末梢では、1) 軸索反射によって炎症が起き、神経伝達物質が放出されて血流が良くなることで痛み物質が「洗い流される」、2) 刺激によって痛み部位に集まっていた好中球やリンパ球などの免疫細胞から内因性オピオイドという鎮痛物質が産生される、3) 鍼灸の刺激によってATPが細胞外に放出され、鎮痛作用のあるアデノシンが産生される、などの機構があります。 脊髄では、脊髄後角でのゲートコントロール理論、すなわち末梢からの痛み刺激を脳に伝えないようにするメカニズムがあります。 脳での作用は、下行性疼痛抑制系と呼ばれるもので、鍼灸の刺激が脳に到達すると、ノルアドレナリン系、セロトニン系の神経細胞が活性化されて、それが脊髄を通って下りていき、脊髄後角で脳への痛み信号をブロックする働きをするとのこと。 その他、痛み以外の、ストレスなどへの鍼灸刺激の作用も解説されています。 漢方薬は、気血水という3つのバランスを整えることが重要という東洋医学の考え方から始まり、漢方に含まれる様々な生薬のどんな成分がどういう働きをしているか、詳しく解説されています。
Posted by