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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文学通信 |
発売年月日 | 2024/05/09 |
JAN | 9784867660379 |
- 書籍
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研究者、魚醤と出会う。
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研究者、魚醤と出会う。
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商品レビュー
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山形県の考古学、 人類学、 生物物理学、 水産研究所、とそれぞれの研究者たちが、山形県酒田市の沖合いに浮かぶ「飛島」という小さな島で作られてきた、「飛島魚醤」を中心に各分野の学問や研究を通し多角的にアプローチしていく。 どちらかと言うと、薄い冊子なのに中味が非常に濃い。 特...
山形県の考古学、 人類学、 生物物理学、 水産研究所、とそれぞれの研究者たちが、山形県酒田市の沖合いに浮かぶ「飛島」という小さな島で作られてきた、「飛島魚醤」を中心に各分野の学問や研究を通し多角的にアプローチしていく。 どちらかと言うと、薄い冊子なのに中味が非常に濃い。 特に、人類学研究者による【文化や伝統を昔からの経験や知恵が蓄積して固まった化石みたいな何かとして捉えるのではなく、「常に外部から何か新しい要素を吸収しながら生まれ変わり続けているもの」と捉えてみたらどうか】という提起に深く共鳴した。 少し学術的ではあるが読みやすいので、山形県(いや日本全国)の学校で文化や伝統、地方創生の授業で教材に使えば、明るい未来が見えてきそうな、大袈裟じゃなく様々な可能性を示してくれる「学びが沢山詰まった本」だ。
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水産業については全くの素人だがなかなか興味深く、特に第4・5章がとても面白く、伝統に対する考え方もまた新たな一面を知ることができた。 魚醤とは何か? 近年漁獲量が減ってきたイカやトビウオ達 失われて行く文化として見る魚醤とその担い手の人達の温度差など
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