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羅刹国通信
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/04/30 |
| JAN | 9784488029012 |
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羅刹国通信
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羅刹国通信
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公達が羅刹国と呼んでいる夢の中での出来事と、現実での出来事が交互に語られていく形式で進んでいく物語。 物語の解釈について、単行本の解説内で解説者さんが幾つか提示されていたり、著者さんの思惑も記されていたりしたけれど、私は羅刹という設定の裏側に隠されている意味は深く考えず書かれているそのままを楽しみました。 羅刹国での共食いの様子とか、Gをどっかから出しちゃうとことか、結構グロテスクな場面があるんだけど、オノマトペで表現されてないからか割と淡々と状況が語られていて、それが良かったです。 気味の悪いオノマトペが散りばめられているお話も悪くはないと思うけど、オノマトペに頼らない表現方法で進んでいくお話の方が想像の幅が広がるように思える。 あと、ちょっとだけ違和感というか気になったというか。 主人公が固定電話使ってたり(2000年にスマホはまだ無い)、バスの運賃を現金で払っていたり(交通系ICカードっぽいのもまだ無かったはず)、昔よく耳にしたメントール系の細いタバコの銘柄が出てきたり。 25年ほど前に文芸誌で発表された物語だから、これはしょうがないよね。。 昨年読んだ「改元」に近い読み応えだったけど、設定はこちらの方が好みなので、羅刹国の新たな場所にたどり着いた所で終わってしまったこのお話の続きは永遠に望めないということが非常に残念です。 (と思う一方、むしろこの終わり方がより幻想的な感じを深めていて良いのかも…と思ったりもするけど) 表紙の、このグレーの淡い感じも内容に合ってる気がしてます。読む前は単に幻想的な感じを出してるのかなって思ってたんだけど、読み終えてからは、羅刹国の荒涼とした地に佇んでる理恵を横から見た場面(黒髪が風になびいていて、鼻元がちらっと映ってるような)にも見えたりして。 あと、カバーめくったら、ハードカバーの上下に若干の黒ずみがあって。表表紙は左上に裏表紙は右下にあるから、これは多分意図的ですよね… 羅刹国通信って、羅刹国から戻って来た あるいは羅刹国にいる間に理恵が書いたのかな、それともこの本を汚れた手で持って読んだのかな、そんな風に勝手に解釈して楽しんでます。
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どうやら未完らしい。確かに続きを感じさせるラスト。ルピナス探偵団の人がこういう幻想小説も書くなんて知らなかったな。連載が2001年ってことは出てきた震災は東日本じゃなくて阪神淡路なのか。当時に比べると、鬼になることがポジティブに捉えられる世の中になったかもね。
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不思議な感覚で意識が曖昧、頭にモヤがかかった状態で読むとなんとなく理解できる。そして文豪作家より読みやすいと思ったら少女向けの小説も書いていた作家。羅刹国という夢の中の精神世界とでもいうのか、そこは砂漠で最終を探すため歩き続ける。留まる事は死を意味する。 死に至った主人公はまた羅...
不思議な感覚で意識が曖昧、頭にモヤがかかった状態で読むとなんとなく理解できる。そして文豪作家より読みやすいと思ったら少女向けの小説も書いていた作家。羅刹国という夢の中の精神世界とでもいうのか、そこは砂漠で最終を探すため歩き続ける。留まる事は死を意味する。 死に至った主人公はまた羅刹国に戻っていたそこで話は終わるが本当はまだ続くらしいが完結する前に作者が亡くなって未完のまま出版された。 でもこのまま終わっても読み応え充分な作品で羅刹国の描写や主人公の心情は理解できるしもっと深い意味があるという余韻に浸る事ができる。 初期の精神疾患を患っている設定なのか常軌を逸していないので理解不能には至らない作品でした。
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