商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 飛鳥新社 |
発売年月日 | 2024/04/24 |
JAN | 9784868010104 |
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ハジマリノウタ。
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ハジマリノウタ。
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Amazonの紹介より 学年一の秀才こじらせ男子と 落ちこぼれ陰キャ女子が奏でる青春物語 県下有数の進学校に通う乙井奏太は学年一の秀才。今、一番興味を持っているは音楽だが、勇気が出ずにクラスメイトには隠している。一人でキーボードを練習しているが、絶望的に歌が下手で満足に音楽活動...
Amazonの紹介より 学年一の秀才こじらせ男子と 落ちこぼれ陰キャ女子が奏でる青春物語 県下有数の進学校に通う乙井奏太は学年一の秀才。今、一番興味を持っているは音楽だが、勇気が出ずにクラスメイトには隠している。一人でキーボードを練習しているが、絶望的に歌が下手で満足に音楽活動をできずにいた。 ある日、クラスメイトとカラオケに行った奏太が一人でエスケイプしていると、部屋からとても上手な歌が聞こえてきた。中を覗き込むと、そこには同じクラスの落ちこぼれ陰キャ女子、弦川瑠歌の姿が。 彼女の美声にほれ込んだ奏太は彼女を誘って音楽ユニットを作ろうとアプローチを試みるのだが――。 キラッキラの青春を満喫しているなと思ったのが最初に浮かびました。歌声にほれ込み、一緒に音楽をやろうと誘い、困難に遭いながらも、成功しようと躍起になる。展開としては王道路線なのですが、その中で垣間見る音楽に対する熱い情熱や仲間とのやり取りが、青春しているなと羨ましく思ってしまいました。 冒頭の部分では、漫画のイラストになっていて、現在パートでのアーティスト活動が描かれています。コンサートの開幕直前、トラブルが。スタッフ達はヤキモキしながらも、似たようなことがあったことを思い出します。 そして開幕するのですが、小説としては昔へ遡ります。 高校生時代の過去パートが始まり、結成に至るまでの秘話が描かれています。冒頭のイラストがあった分、頭の中で想像しやすかったです。展開としては、アニメ化しやすいのでは?と思うくらい、ドタバタでちょっとラブコメな雰囲気で、青春ならではのアップダウンのある王道路線でした。 主人公だけでなく、メインキャストの情熱込めた音楽愛も伝わってきて、こちらまで明るい気持ちになりました。 他の能力が劣っていたとしても、一つの素晴らしい才能が他の人と融合すれば、素晴らしいチームとなる。 主人公とヒロインの凸凹ながらも、唯一無二の「チーム」として活動していく描写は、マンガっぽい要素はありながらも、読んでいてほっこりしました。 成功ばかりでなく、読んでいくうちに立ちはだかる「壁」もあって、ストーリーとしての面白さはありました。どのようにして打破していくのか?青春の風を吹かせつつ、青春ならではの熱血感があって楽しめました。 最後まで読んだ後に、改めて現在パートである冒頭の漫画のイラストを見ると、より理解度が増すので、ぜひそこも注目してみてください。 キラキラの青春。自分も満喫したかったなと羨ましい限りの作品でした。
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