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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2024/04/23 |
JAN | 9784778319267 |
- 書籍
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「世界の終わり」を紡ぐあなたへ
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
興味深いテーマに感じて手に取ったが、セカイ系の歴史や批評から、その中で表現される切なさにテーマが移り、そしてそれが祈りであるとして締めくくられる。 なんとなく著者の思いやパーツパーツは共感できたが、やや強引なつなぎで、論理がジャンプしている印象が強くて頭に入ってこなかった。 ...
興味深いテーマに感じて手に取ったが、セカイ系の歴史や批評から、その中で表現される切なさにテーマが移り、そしてそれが祈りであるとして締めくくられる。 なんとなく著者の思いやパーツパーツは共感できたが、やや強引なつなぎで、論理がジャンプしている印象が強くて頭に入ってこなかった。 ただ、このように言いたいことのパーツを繋いでるように見えることも、本書の内容で述べられている、データベース的なコンテンツであり、本書の現代性なのかも。
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推し文化にまさに押し流されるようになり作品がコンテンツになった昨今、今更セカイ系を再考し現代のコンテンツに対してもセカイ系を見出しその文脈で批評するのがこの本だ。 しかしこの本は何と言っても論理が追いにくい。 というのも、作りて/受け手、社会/個人のような二項対立が無効化されるこ...
推し文化にまさに押し流されるようになり作品がコンテンツになった昨今、今更セカイ系を再考し現代のコンテンツに対してもセカイ系を見出しその文脈で批評するのがこの本だ。 しかしこの本は何と言っても論理が追いにくい。 というのも、作りて/受け手、社会/個人のような二項対立が無効化されることにこそ著者がセカイ系であることを読み込んでいるので、自ずと文章も着地した感覚が無くフワフワし続ける。 それでも、とうかだからこそ、現代の評価経済社会ゲームの自己説明を求められる枠組みから一時的に逃れる回路としてのセカイ系の必要性を感じた。
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