商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/04/22 |
| JAN | 9784122075139 |
- 書籍
- 文庫
消え失せた密画
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消え失せた密画
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
高価な密画を巡る騙し合いと、個性的な登場人物たちが織りなすユーモアあふれるミステリーが展開されます。物語は、ベルリンで真面目に働く肉屋の親方キュルツが、コペンハーゲンで出会った美術品コレクターの女性と共に、盗賊団に狙われる密画を守りながらベルリンへ向かうというもの。登場人物たちはどこか憎めないキャラクターばかりで、ハラハラドキドキの展開が楽しめます。ナチス政権下に書かれた作品でありながら、政治色を感じさせないエンターテインメント性が際立ち、読みやすさも魅力の一つです。深緑野分の解説も秀逸で、作品の背景に思いを馳せながら楽しむことができます。全体として、軽快で愉快な冒険が描かれ、古き良き時代の雰囲気を味わえる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
2026/7/5読了 『雪の中の三人男』同様、気楽に読める。登場人物たちも、盗賊団(これが“窃盗団”になると、やっていることはそんなに変わりがない筈なのに、陰湿で下劣でショボいイメージになるのは何故であろうか)を含めて、皆んな良い人……なのかな? それでも、高価な密画を巡る騙し騙...
2026/7/5読了 『雪の中の三人男』同様、気楽に読める。登場人物たちも、盗賊団(これが“窃盗団”になると、やっていることはそんなに変わりがない筈なのに、陰湿で下劣でショボいイメージになるのは何故であろうか)を含めて、皆んな良い人……なのかな? それでも、高価な密画を巡る騙し騙されの争奪戦にちょっとハラハラドキドキ。この作品が、自作を焚書にされるなど、ナチス政権から迫害されていた時期に書かれたものとは信じられない。 総じて、愉しく読むことの出来る作品だったが、不満が3点ほど。①キュルツの親父さんの言葉が滅茶苦茶。読んでいて「鹿児島県人が怒るぞ」と思った非鹿児島県人は私だけではない筈。設定がベルリンっ子なのだから、方言?使用にも違和感がある。職人気質の頑固親父として、スマートな標準語を話させるのに抵抗があったとしても、せめて下町江戸っ子風にするとか工夫の余地はなかったか? ②何故に肉屋? キュルツが肉屋でいけない訳ではないが、肉屋としてのスキルを活かした活躍をするでもなく、必然性がないように思えた。尤もケストナーが、近所の肉屋の親父をモデルにして、その職業まで設定に拝借したとかなら、納得である。 ③地理的関係……? 無いと決定的に困るという程ではないが、コペンハーゲンからベルリンの間に沢山の地名が出てくるので、簡単な地図は付けて欲しかった。
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出版年は1935年。ナチス政権下、すでにケストナーの著書の一部は焚書対象。その状況下での、政治色のないエンタメ作品。2ページ少々のエピソードがつながってゆき、読みやすさは抜群。もとは新聞小説か(スイスの日刊紙?)。 出だしはコペンハーゲン。旅行中の肥った初老の肉屋店主と、カフェで...
出版年は1935年。ナチス政権下、すでにケストナーの著書の一部は焚書対象。その状況下での、政治色のないエンタメ作品。2ページ少々のエピソードがつながってゆき、読みやすさは抜群。もとは新聞小説か(スイスの日刊紙?)。 出だしはコペンハーゲン。旅行中の肥った初老の肉屋店主と、カフェで知り合った美術品コレクターの美人秘書。強盗団につきまとわれながら、高価な絵画をベルリンまで運ぶ。さて、どうなる? その高価な絵というのが、ホルバイン描くところのアン・ブーリンのミニチュア肖像画。しかも、あのヘンリー8世への贈り物だったというんだから、いかにもありそう。 訳者は小松太郎。名訳を期待したのに、そうはいかなかった。会話文に難儀のご様子。地方訛りを出すために、ごわす、ござんす、ごわせんか、極めつけは、おらなんだです。そうでなけりゃ、もっと楽しめたかもしれない。
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ユーモア三部作「雪の中の三人男」に続いて、2作目、読了。 装幀のおじさんは肉屋の親方キュルツ氏。 なんともこのおじさん、素朴で面白い。 悪党たちも個性的でなんとも古き良き時代の海外ドラマを思い出す。 ただ、どうしてもケストナーには戦争と切り離せない。 深緑野分の解説はするどく...
ユーモア三部作「雪の中の三人男」に続いて、2作目、読了。 装幀のおじさんは肉屋の親方キュルツ氏。 なんともこのおじさん、素朴で面白い。 悪党たちも個性的でなんとも古き良き時代の海外ドラマを思い出す。 ただ、どうしてもケストナーには戦争と切り離せない。 深緑野分の解説はするどく深い。 さて、最後の「一杯の珈琲から」はどんなお話なのか、今から楽しみ。
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