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60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常
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60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

天野篤(著者)

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60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社ビーシー/講談社
発売年月日 2024/04/18
JAN 9784065344446

60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2025/08/31

現上皇陛下の執刀医でもあった順天堂大学病院の心臓血管外科医。 これを読んで改めて、全身をめぐる血管の大切さを再認識した。 普段の食生活、運動など基本の話から、使用する薬による影響やコロナウイルスやワクチンなどとの関連性等々、幅広く語られていた。 今から血管少しでも労ってあげなくて...

現上皇陛下の執刀医でもあった順天堂大学病院の心臓血管外科医。 これを読んで改めて、全身をめぐる血管の大切さを再認識した。 普段の食生活、運動など基本の話から、使用する薬による影響やコロナウイルスやワクチンなどとの関連性等々、幅広く語られていた。 今から血管少しでも労ってあげなくては。

Posted by ブクログ

2025/05/06

死因の上位にランキングされるのは、「ガン」と共に「血管に関わるもの」である。この本はタイトルに60代、70代とあるが当然ながら若い頃から意識しておく方が良いので読者ターゲット層は広い。 血管の中にできる「プラーク」というものをご存じでしょうか、と始まる。歯垢?と思うが違う。プラ...

死因の上位にランキングされるのは、「ガン」と共に「血管に関わるもの」である。この本はタイトルに60代、70代とあるが当然ながら若い頃から意識しておく方が良いので読者ターゲット層は広い。 血管の中にできる「プラーク」というものをご存じでしょうか、と始まる。歯垢?と思うが違う。プラークとは、血管の内皮に余分な「LDLコレステロール」などが蓄積してできた「かゆ状の瘤」のこと。LDLコレステロールは、「悪玉コレステロール」とも呼ばれ、動脈硬化を促進させ、狭心症、心筋梗塞、大動脈、動脈解離といった心臓疾患や脳梗塞につながる代表的なリスク因子。 ー 動脈の内側の表面にあたる内皮細胞は、高血圧、高血糖、ストレスといったさまざまな要因によって傷がつきます。その傷に、LDLコレステロールなどの血液中の過剰な脂質が蓄積すると酸化され、さらにマクロファージ(細菌などの異物や老廃物を食べて体を守る白血球の一種)に取り込まれて泡沫細胞となり、最終的にプラークが形成されます。プラークは表面が軟らかく、本物のおかゆのようにドロドロとしている不安定な状態で、血圧の変動などちょっとした刺激で簡単に破綻します。プラークが破綻すると、そこを修復するために血小板が集まって血栓が形成されますが、その血栓が心臓の表面を走る冠動脈で詰まって血流が途絶えると、突然死につながる急性心筋梗塞などを引き起こすのです。その血栓が脳の動脈や頸動脈で詰まれば、脳梗塞が起こります。 先ず、このメカニズムを知ることでだいぶ理解が深まる。少し連鎖関係が長いが、「ストレス等で傷が出来て、そこに悪玉コレステロールが作用して泡みたいになって、その泡の中にどんどん悪玉が溜まって破裂。破裂跡を修復するための血栓が血管を詰まらせる」という事だ。 傷がキッカケなので、その原因となるストレスや過剰な糖分が良くない。傷の後は、過剰なLDLコレステロールが良くない、と犯人が特定されていく。「過剰な」と書いたのは、存在そのものが悪という事ではなく、あくまで過剰だと良くないという事。 で、これを理解した後に、生活習慣としてどのような事に気を付ければ良いか、どんな治療法があるかなどの話が非常に有益である。一朝一夕で変わるものではないから、習慣病なのである。尚更、若い頃から知っておくべき。タイトルは10代から〜でも良いくらい(それだと出版の高齢者狙いのマーケティング戦略からズレてしまうが)。

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2024/10/19

適度な運動、適切な食事が大事。 それでも高血圧、高コレステロールになったら、薬も有効。 心臓病、適切に薬も使って天寿を全うしましょう、という本。 私は父親を心筋梗塞で53歳で失くしているし、 自身も下肢静脈瘤で苦しみ手術で一本抜いたり、 コロナのころに静脈血栓塞栓症になって、エ...

適度な運動、適切な食事が大事。 それでも高血圧、高コレステロールになったら、薬も有効。 心臓病、適切に薬も使って天寿を全うしましょう、という本。 私は父親を心筋梗塞で53歳で失くしているし、 自身も下肢静脈瘤で苦しみ手術で一本抜いたり、 コロナのころに静脈血栓塞栓症になって、エリキュースのお世話になったり、、 確かにあの薬で楽になった。 医者はやめていいと言わないので、一年で勝手にやめちゃったけど、その後無事。 気をつけながらマラソン走ろう。 ●第1章=60代、70代の日常生活 健康長寿をまっとうするための、食事からの生活習慣 ●第2章=60代、70代と「暑さ」「寒さ」のこと 風呂、トイレ、睡眠……。気温の変化に備えることが長寿へと導く ●第3章=60代、70代は病気があって当たり前 病気と薬。トラブルを招かない付き合い方 ●第4章=60代、70代と新型コロナ 感染しないための予防法と、万一感染したときへ備えておくこと ●第5章=60代、70代と心臓病。その予兆と対策 超高齢化でますます増える心臓病。いかにわが身を守るか――

Posted by ブクログ