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ラビット&ベアー
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ラビット&ベアー
¥1,760
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
2.3年。冬眠から目覚めたベアーが雪だるまを作っていると、意地悪なうさぎに出会う。うさぎの話に興味津々のベアーをうさぎは振り払おうとするが、突然現れた〇〇に⁉︎ ベアーとうさぎの主観が多く、描写が少ないのでアニメならば楽しい印象。言葉の表現では少し物足りない。全てのページが可愛い...
2.3年。冬眠から目覚めたベアーが雪だるまを作っていると、意地悪なうさぎに出会う。うさぎの話に興味津々のベアーをうさぎは振り払おうとするが、突然現れた〇〇に⁉︎ ベアーとうさぎの主観が多く、描写が少ないのでアニメならば楽しい印象。言葉の表現では少し物足りない。全てのページが可愛いので子どもは好きそう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
どこまでいってもおっとり上品なベアーがかわいい! いつもカリカリして不機嫌なラビットも憎めない、なんせウンチを食べなきゃいけないし… 児童向けの物語で、こんなに深く「そりゃ不機嫌にもなるよな…」と深く共感させられるとは。 読み物としてかなり面白かったです。いい意味で、児童文学のいわゆる定石的なものから離れています。 ウサギがウサギでいることがイヤになって、クマになっちゃう(なれてる??)というのも凄い。 この二人がどうなっていくのか、この先があり得るのか、春になったらどうなっちゃうのか、かなり心配です。 くまとウサギの異種族友情譚ですが、 『あらしのよるに』のようなドラマティックさはありません。(なんせベアーがそれほどお腹ぺこぺこでない上、めちゃくちゃ上品なので) その代わり、冬ごもり中の巣穴で寝入りばなのベアーと話しているラビットの言葉を聞くと、この後、春がくるまでひとり起きているラビットのことを思って、笑える中にも切なさや心元なさがあり、結構グッときてしまいました。 翻訳が南海キャンディーズの山里さんということで、びっくりしました。確かにこのベアーとラビットの関係は、南海キャンディーズに似てるかも。このベアーのとってもおっとりした上品な言い回しが面白さの一つのキモなので、訳者の功績も大きいのではないかと思います。
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