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スペシャルティコーヒーの経済学
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スペシャルティコーヒーの経済学

カール・ウィンホールド(著者), 古屋美登里(訳者), 西村正人(訳者), 福澤由佑(監修)

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スペシャルティコーヒーの経済学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2024/04/06
JAN 9784750518336

スペシャルティコーヒーの経済学

¥3,080

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2024/08/31

美味しいコーヒーの淹れ方 とか どこ産のコーヒーが美味い などを求める人は期待ハズレかも知れない。 コーヒーが好きで、コーヒービジネスに携わってきたけれど、何気なく飲む一杯のバリューチェーンの事を考えたこともなかったな… 日本人でどれだけコーヒーが好きで詳しい人でも、せいぜい...

美味しいコーヒーの淹れ方 とか どこ産のコーヒーが美味い などを求める人は期待ハズレかも知れない。 コーヒーが好きで、コーヒービジネスに携わってきたけれど、何気なく飲む一杯のバリューチェーンの事を考えたこともなかったな… 日本人でどれだけコーヒーが好きで詳しい人でも、せいぜい生豆を見た事があるくらい。 ショップに来るまでに、何人の人の手を介し、プロセスを踏んでいるのかを改めて知る事ができた。 486ページにわたるこの本は、経済学の視点もあり、歴史を含めた社会学の本でもある。 解決策や正解が書かれているわけでもなく、それこそイノベーションが求められるんだろう。 コーヒーの木を自分で育ててみようと思う。

Posted by ブクログ

2024/04/28

書店で見つけてジャケ買いしたが、私には少し読みにくく、また内容も退屈で、読むのに1週間以上かかってしまった。Amazonのレビューは内容にほぼ触れていない5つ星のものばかりなので、こういう意見もあるということで率直に、読みにくさの理由を書いておきたい。 ・背景の説明があまりないま...

書店で見つけてジャケ買いしたが、私には少し読みにくく、また内容も退屈で、読むのに1週間以上かかってしまった。Amazonのレビューは内容にほぼ触れていない5つ星のものばかりなので、こういう意見もあるということで率直に、読みにくさの理由を書いておきたい。 ・背景の説明があまりないまま筆者の問題意識がひたすら記述される。例えば、普通の読者はコーヒー豆のバリューチェーン(コーヒーチェリーの乾燥方法など)にそこまで詳しくないと思うのだが、そういう説明はあまりない。図表もほぼないか、あってもよくわからない。経済学や金融に関する記述も親切とは言い難い。 ・論理的な接続詞があまり使われず、著者の主張の理路がよくわからないことが多い。これは翻訳によるのかもしれないが。一つひとつのセクションの繋がりも散逸的で、論文執筆中に見つけた文献を大学院生が自分用にメモしてまとめたかのような構成になっている。 ・それに関連して、この書籍は引用がとても多いのだが、ほとんどが唐突で説明が少なすぎるし、著者の主張に合うものをチェリーピックしているのではという疑念が拭えない。例えば、筆者は新自由主義を強く批判しているのだが、この書き方ではその主張に納得することは難しかった。(なお、Ric Rhinehartという方の発言引用がとても多いのだが、こんなに引用するならいっそ共著にすればいいのでは、と思ってしまった) 最終章は提案が多くなされているが、提案というよりはアイデアの羅列で、実効性には大いに疑問が残った。消費者を啓蒙したいのであればもう少し書き方に工夫の余地があろうと思う。 普段、政治や経済に関する本を買うときは日経やFTを参考にして買うのだが、図らずもそれらの書評が自分の役に立っているのは思いがけない気付きだった。

Posted by ブクログ

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