商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/04/05 |
JAN | 9784121508157 |
- 書籍
- 新書
イスラエル戦争の嘘
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イスラエル戦争の嘘
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佐藤優氏の本は多く読んでいるが、対談相手に誘導されたり振り回されている佐藤優氏を見るのは新鮮で面白かった。作家であり、またインテリジェンスに精通している手嶋龍一氏なればこそで良い組み合わせ。手島氏が佐藤氏を持ち上げたり詰め寄ったりとドラマを感じさせる演出がある。 ただ佐藤優と、例...
佐藤優氏の本は多く読んでいるが、対談相手に誘導されたり振り回されている佐藤優氏を見るのは新鮮で面白かった。作家であり、またインテリジェンスに精通している手嶋龍一氏なればこそで良い組み合わせ。手島氏が佐藤氏を持ち上げたり詰め寄ったりとドラマを感じさせる演出がある。 ただ佐藤優と、例えば池上彰氏との対談本なのでもそうだが、対談でありながら読者への解説を二人でもって淡々と進めていくスタイルには妙な面映ゆさを感じてしまう。その解説の恩恵に預かっている身ではあるが。 改めて宗教・信仰の負の面を強く認識させられる。本来人々の苦しみを取り除き豊かに暮らすために生まれたものなのに、妄信するあまり排他的・攻撃的になってしまう。 科学、哲学などの教育が対立の打開策となると思われるが、宗教にはそういった他の知識や考え方を取り入れること自体をタブーとするものもあるので一筋縄ではいかない。 強硬で排他的な信仰・宗教が消え去らない限りは、現実的には剛柔併せて「なぁなぁ」な落としどころを探っていくアプローチになるだろうし、現状もそうなのだろう。 必要な情報を適宜集め、対話の道を塞がずに落としどころを見つけ出していくインテリジェンスの存在、技術は欠かせないというのがよく分かった。
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ウクライナ戦争よりもイスラエル戦争の方が複雑で分かりにくい印象。オスマン帝国崩壊後の混乱が現代まで続いていて、何が正しいのか安易に判断できないなというのが率直な感想。日本の新聞やニュースだけに情報源を頼っていてはいけないなと思う。
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この本の中で、いくつも知らないことや、ハッとさせられることがあった イスラエル政府はハマスの襲撃について「属性排除」の論理に基づいたものだと見ている。この「属性排除」とは人種や民族否定、つまりホロコーストと結びついてしまう。 イスラエルを建国する際の国是「たとえ全世界を敵に回...
この本の中で、いくつも知らないことや、ハッとさせられることがあった イスラエル政府はハマスの襲撃について「属性排除」の論理に基づいたものだと見ている。この「属性排除」とは人種や民族否定、つまりホロコーストと結びついてしまう。 イスラエルを建国する際の国是「たとえ全世界を敵に回してでも、自国が生き延びる道を選ぶ」という覚悟をイスラエルは持っている これらを考えた上で、イスラエルの成り立ち、周辺国や世界の勢力図、国際機関の限界を合わせて考えるととても難しい問題なんだなと思う しかし一方でユダヤ教の教えには「わたしが報復し、報いをする」と主が言われる・・・というのがあるそうです 自ら報復する手を止め、教えに従い冷静になって欲しいと願うばかり
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