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ちはやふる plus きみがため(1) ビーラブKC
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ちはやふる plus きみがため(1) ビーラブKC

末次由紀(著者)

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ちはやふる plus きみがため(1) ビーラブKC

550

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/04/12
JAN 9784065353226

ちはやふる plus きみがため(1)

¥550

商品レビュー

4.2

11件のお客様レビュー

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2025/08/07

シリーズのドラマ版となる「ちはやふる めぐり」がスタートしたことから、原作に興味が湧き、あわせて外伝となる本作も読み始めた。 かるた界の日本一である"クイーン"となった綾瀬千早。 彼女がかつて所属していた端沢高校かるた部で、新たな青春の物語が幕を上げる。 父...

シリーズのドラマ版となる「ちはやふる めぐり」がスタートしたことから、原作に興味が湧き、あわせて外伝となる本作も読み始めた。 かるた界の日本一である"クイーン"となった綾瀬千早。 彼女がかつて所属していた端沢高校かるた部で、新たな青春の物語が幕を上げる。 父子家庭で育つ長良凛月は、多忙な父に代わり、妹の面倒をみながら、競技かるたに打ち込んでいた。 その熱意から部員との温度差を感じ、苦労する彼だったが、次第に彼らや友人との仲を深め、チームとしてのかるたの面白さに気付きはじめる……。 「ちはやふる めぐり」が、端沢高校とは別の高校を舞台に繰り広げられるシリーズの後日譚だったため、てっきり、本作と時系列的にもリンクするのかなと思い読み始めたが、全く違って困惑した。笑 本作で描かれるのは、漫画「ちはやふる」から少しだけ後の物語。 シリーズの後日譚という点ではドラマと一緒なのだが、ドラマはだいぶ後の話なので、全然関係なかったという……。笑 とはいえ、物語自体は抜群に面白いので、そんなことは抜きにして、読んで良かったと思った。 今回のメインキャラクターである主人公・長良くんや、その友人・秋野くんは、シングルファザーに、半ネグレクト家庭と中々にシビア。 しかし、そんな複雑な事情を抱えつつも、かるたに取り組む彼らの姿には、一般読者が勇気をもらえるのはもちろん、現在進行形の"ちはやふる基金"と同様に、競技かるたに取り組む若い人たちに夢や希望を与えるだろうなぁと。 今後の展開も楽しみな、満足度の高い第1巻だった。

Posted by ブクログ

2025/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ダブル主人公  りつとちはやどちらも好感もてるからすっと読めそう!かるた部のお話!ちはやふるもお話はとっても好きだったから楽しみ!ちはや暗記力あるの?前作のちはやふるで太一がおもくそ暗記して百人一首するとこが一番好きだったからうれしすぎる!

Posted by ブクログ

2025/03/09

▼2025年春現在既刊の、1~3巻をまとめた感想です。 ▼全50巻を数える大河青春かるたマンガ「ちはやふる」の続編です。「ちはやふる」を、当時9歳だった子供が大変に夢中になったので、付き合ってこちらも完読して、結果として大変に大人も楽しめた名作漫画だったと思いました。その続編。...

▼2025年春現在既刊の、1~3巻をまとめた感想です。 ▼全50巻を数える大河青春かるたマンガ「ちはやふる」の続編です。「ちはやふる」を、当時9歳だった子供が大変に夢中になったので、付き合ってこちらも完読して、結果として大変に大人も楽しめた名作漫画だったと思いました。その続編。10歳になった子供も即魅入られて、親も付き合って読みました。 ▼続編と言っても趣向があって、「ドカベン」とは違い、主人公は変ります。「ちはやふる」と同じ高校の同じかるた部が舞台で、「ちはやふる」のメイン登場人物たちが卒業したあとの時制。新1年生たちが主人公で、「ちはやふる」の登場人物たちは「伝説の創部メンバーたち、卒業生たち」という位置づけ。 ▼「ちはやふる」と同じく、競技かるたに青春を賭ける高校生たちの話なんですが、味わいは微妙に違います。「ちはやふる」は直球なかるたマンガ(他に例は無いでしょうが)として出発して、長寿連載になったが故に、周囲の大人たちの人生模様も徐々に取り込んで描かれていました。ただ、基本は、「何かに熱中できる素晴らしさ」と「恋愛物語」がマンガらしい素敵なフィクションドラマで描かれたものだったと思います。 ▼「きみがため」は、はじめからもうちょっと視座が広い感じです。「ちはやふる」の、「何かに熱中できる素晴らしさ」と「恋愛物語」は引き継ぎつつ、初めから「若者なりのエゴ」と、それに対立する「愛するたれかのための自己犠牲や献身」という葛藤軸が作られています。 ▼主人公のひとりと思しき男子高校生は、かるたに熱中して、かるたの腕は積み上げたものがあるけれど、母が急逝して父と妹と三人暮らし。多忙なサラリーマン(官僚?)である父の余波で、「小1の妹のために自己犠牲」を強いられる。ところがそんなことをしていては「かるたで勝つ」という青春の目標が達成できない。でもぢゃあ、母の無い小1の子供を放置するのか?・・・・。 ▼かてて加えて、 ・高校生と言ってもまだまだ保護者の下にいるのであり、大人の理解と愛情が必要である。 という<ジュブナイルな生き物を社会がどう見守っていけるのか?>という、効率自己責任社会では尽きせぬ主題も散りばめられていて、さらには ・男女のジェンダー格差、お互いがありのままで尊重されるべきフェミニズム的世界観 みたいなものも「ちはやふる」より明確に輪郭があります。 ▼そんなことに感心するのですが、、、、もちろんそれらは「エンタメとして面白いから」のオマケみたいなものでして。物語の進行の折々に、「脇役」として「ちはやふる50冊」を彩った人物たち(もちろん主役も)投入してくるぜいたくさに、「ちはやふる」愛読者としては、単純にしびれます。 ▼「ちはやふる」が前提としてあった上で、「ちはやふる」より面白いのでは?という感触。子供のように、子供と共に、続巻が世に出るのをココロマチにしようと思います。

Posted by ブクログ