商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハート出版 |
発売年月日 | 2024/04/02 |
JAN | 9784802401753 |
- 書籍
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是でも武士か 現代語訳
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是でも武士か 現代語訳
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百年前の本の現代語訳。ww1当時のイギリスの工作員が日本において敵対的対独世論を構成するために書かれた本とされる。 タイトルは「こんなことを兵士がやってる国があるんですよドイツっていうんですが。こんなことやるのって兵士、あなたたち日本では武士の方が適切かもしれませんがこんなことや...
百年前の本の現代語訳。ww1当時のイギリスの工作員が日本において敵対的対独世論を構成するために書かれた本とされる。 タイトルは「こんなことを兵士がやってる国があるんですよドイツっていうんですが。こんなことやるのって兵士、あなたたち日本では武士の方が適切かもしれませんがこんなことやるのが武士といえますか、いえませんよね?悪い奴らですよね?」の意である。しかし武士は個人や主君に忠誠を誓う職人であり、近代軍隊である兵士は国家に忠誠を誓いその指揮下におかれると言う点でちがうときいたことがある。その意味では間違った比喩だが、当時の人々には逆に刺さるだろう。さすがプロパガンダの匠イギリス。 内容としてはベルギーでの残虐行為が記載されているが、嘘も混じっているのは現代では有名。以前読んだ『戦争プロパガンダ 10の法則』の具体例が書かれた本として読むくらいでちょうどよい。どちらかというと解説の部分がメインといったところか。いわゆる南京や慰安婦問題の歴史戦が2024現在どうなっているかが、本書のプロパガンダ的共通点とい名のもと書かれている。 出版社の傾向として右翼な本が多いのでそっち方面で煽ってるのかなぁと思うが、まあ相も変わらず歴史戦は続いているんだなぁと呆れて怒るとともに一部のユダヤ人コミュニティが絡んでいると書かれていて驚いた。それを読んで戦時中ユダヤ人を助けた杉原千畝氏や樋口季一郎氏の献身はなんだったのかと思うにつけ、受けた恩も仇もどちらも忘れず返すというユダヤ人達にたいして歯がゆい思いをさせる本。
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