商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/03/28 |
JAN | 9784101019833 |
- 書籍
- 文庫
上野アンダーグラウンド
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上野アンダーグラウンド
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
アウトレイジではなく、本当にアングラという感じか。 東北からの出口であった上野は、渋谷や新宿などと違って、なんつか、カオスというか、田舎っぽさというか、雑というか逞しいというか。 下半身にまつわる話も多くてちょっと引いたところはあるが、皆逞しく、いつの間にか引き込まれて読んで...
アウトレイジではなく、本当にアングラという感じか。 東北からの出口であった上野は、渋谷や新宿などと違って、なんつか、カオスというか、田舎っぽさというか、雑というか逞しいというか。 下半身にまつわる話も多くてちょっと引いたところはあるが、皆逞しく、いつの間にか引き込まれて読んでいた。 この街を知らない人が読んでも何のことやらだろうとは思う。
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上野とはどのような街なのか、時間をかけた取材は読みごたえがあった。そして何よりこの清濁併せ呑む上野という街を、この3人と歩いているような気持ちになった。 アメ横、九龍城ビル、男色、美術館、宝石店、不忍池、動物園、パチンコ、キムチ横丁。 様々な要素が綯い交ぜとなり不思議な魅力となっ...
上野とはどのような街なのか、時間をかけた取材は読みごたえがあった。そして何よりこの清濁併せ呑む上野という街を、この3人と歩いているような気持ちになった。 アメ横、九龍城ビル、男色、美術館、宝石店、不忍池、動物園、パチンコ、キムチ横丁。 様々な要素が綯い交ぜとなり不思議な魅力となった上野には、今日も多くの人が集まる。なぜ足が向かうのか?それは本書を読んだだけでは分からない。勝浦編集長が「街自体が何かを持っているような気がする」と言うようにそれを体感して初めて街の魅力に気づくのだろう。 行こう、上野へ。
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<目次> プロローグ 第1章 高低差が生んだ混沌 第2章 上野”九龍城ビル”に潜入する 第3章 男色の街上野 第4章 秘密を宿す女たち 第5章 宝石とスラム街 第6章 アメ横の光と影 第7章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち 第8章 パチンコ村とキムチ...
<目次> プロローグ 第1章 高低差が生んだ混沌 第2章 上野”九龍城ビル”に潜入する 第3章 男色の街上野 第4章 秘密を宿す女たち 第5章 宝石とスラム街 第6章 アメ横の光と影 第7章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち 第8章 パチンコ村とキムチ横丁 第9章 事件とドラマは上野で起きる エピローグ <内容> 種本は2016年駒草出版から。その後2024年新潮文庫から再版。文庫あとがきでその間の登場人物たちの動向がわかる。こうしたルポは好きである。上野は裏表(裏が圧倒的に強いが…)がある街。私もある夕方、上野公園の公園口付近で老年に近いゲイのカップルに遭遇したことがある。でも基本は博物館に行くためが多い。そこは文化の街"上野”なのだ。本橋氏のこれ以外の東京アンダーグラウンドシリーズも読みたい。
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