商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2024/03/28 |
JAN | 9784408538549 |
- 書籍
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怪談刑事
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怪談刑事
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商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
「繰り返す男」 同じ言葉だけを言う。 こんな突拍子もない答えを導き出すことが出来るのは、信じたくない気持ちが大きいからこそ気づけたのだろう。 「猫に憑かれた女優」 見てしまったものは。 糸口を一つ見つければ世界は一気に変わり、今まで無関係だと思っていた人が簡単に容疑者に成り代わ...
「繰り返す男」 同じ言葉だけを言う。 こんな突拍子もない答えを導き出すことが出来るのは、信じたくない気持ちが大きいからこそ気づけたのだろう。 「猫に憑かれた女優」 見てしまったものは。 糸口を一つ見つければ世界は一気に変わり、今まで無関係だと思っていた人が簡単に容疑者に成り代わるだろう。 「トンネルとマヨイガ」 仕組まれた場所にて。 当時の会話や二つあるという点を考慮していたら、関係のないと思われていた方へも捜査の手は届いただろうな。 「物の怪の出る廃校」 怪奇現象が起きる場。 これだけ容疑者候補になってくれるような人物がいれば、疑われることもなく上手く逃げきれていたのだろうな。 「対決・仏像怪談」 皆の話をまとめると。 見事なまでに解決された事件のように聞こえるが、偶然集まった人たちの物語が繋がっているなんて怖過ぎるな。 「生霊を追って」 名前と顔が一致せず。 誰に殺されたのか不明なまま亡くなったからこそ、勝手な思い込みで犯人を特定してしまったのが運のつきだな。
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警察庁の地下に存在するオカルトめいた未解決事件を扱う専門部署「第二種未解決事件整理係」。突如そこに配属されたベテラン刑事只倉恵三。「怪談師」なるわけのわからない仕事をしている娘の彼氏を否定するため、オカルト事件を解決してまわる羽目に。。。 言い方は悪いですが、ちょっとバカミスめ...
警察庁の地下に存在するオカルトめいた未解決事件を扱う専門部署「第二種未解決事件整理係」。突如そこに配属されたベテラン刑事只倉恵三。「怪談師」なるわけのわからない仕事をしている娘の彼氏を否定するため、オカルト事件を解決してまわる羽目に。。。 言い方は悪いですが、ちょっとバカミスめいた軽い読み物くらいの気持ちだったんですが思いのほか楽しめました。一つ一つの事件の捜査もその語り口も軽妙で、よくよく考えてみたら重苦しい裏事情があったりするにせよ、あまりそれを感じさせない読後感でした。 怪談師炎月氏も主人公からしたらうろんな人物として描かれてるのはやむをえませんが、仕事にも対人にしてもまあまあ誠実にふるまっているので嫌な感じがしないし。やりとりもほんのり笑えるくらいでちょうどいい塩梅。
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怪奇現象だと思われた事件が人為的なものであったと証明される。 しかし、本当は怪奇現象だったというドンデン返しが面白いですね。 怪談とか苦手な自分も楽しめました。
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