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三体 Ⅱ(上) 黒暗森林 ハヤカワ文庫SF
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三体 Ⅱ(上) 黒暗森林 ハヤカワ文庫SF

劉慈欣(著者), 大森望(訳者), 立原透耶(訳者), 上原かおり(訳者), 泊功(訳者)

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三体 Ⅱ(上) 黒暗森林 ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/04/23
JAN 9784150124427

三体 Ⅱ(上)

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商品レビュー

4.6

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2024/07/17

『三体』の続編。一部継続して登場する人物がいるものの、登場人物は大幅に変わるため新鮮な気持ちで読むことができた。本作の核となる要素は宇宙軍の創設と「面壁計画」である。人類のあらゆる活動を監視できる智子(ソフォン)の唯一の弱点である、「人間の頭の中は覗けない」という点を衝いて展開さ...

『三体』の続編。一部継続して登場する人物がいるものの、登場人物は大幅に変わるため新鮮な気持ちで読むことができた。本作の核となる要素は宇宙軍の創設と「面壁計画」である。人類のあらゆる活動を監視できる智子(ソフォン)の唯一の弱点である、「人間の頭の中は覗けない」という点を衝いて展開される面壁計画であるが、上質なミステリー小説を読んでいるようで面白い体験だった。とりわけ、面壁者とETO(地球三体協会)が送り込む破壁人との戦いはスリリングで読み応えがある。ネタバラシの部分はわずか数ページの分量なのだが、そこで披露されるアイディアがなんとも秀逸で、面壁者1人のエピソードが一作品分に感じられるほど濃密な「センスオブワンダー」を堪能することができるだろう。 面壁者4人のうち、羅輯1人が明らかに重要人物であることは序盤からわかるのであるが、本当の意味で本作における羅輯の存在の重要性がわかるのは下巻に入ってからとなる。しかし、上巻で綴られる羅輯のエピソードには不思議と冗長さは感じない。作者が織りなす文体がイメージさせる情景がとにかく美しいからであろう。また、時折挿入される作者のSFオタク蘊蓄がよい味付けになっている点も良い。ヤン・ウェンリーの名前をあのような形で使うというところから、作者が『銀河英雄伝説』をいかにリスペクトしているかは十分に伝わってきた。 ワクワクする展開は下巻を待たないといけないが、上巻も決して退屈ではないことは保証できよう。

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2024/06/29

前作からの続編。 登場人物もほぼ一新され、新たな気持ちで読み進められる。 三体人の襲来まで400年。 人類はこの事実の前に様々な策に出る。 面壁者という新たな策。 理にかなっている様で、注視しなければ意味を理解できない。 ほぼ哲学にも似たような制度。 SFといったら科学の集合体の...

前作からの続編。 登場人物もほぼ一新され、新たな気持ちで読み進められる。 三体人の襲来まで400年。 人類はこの事実の前に様々な策に出る。 面壁者という新たな策。 理にかなっている様で、注視しなければ意味を理解できない。 ほぼ哲学にも似たような制度。 SFといったら科学の集合体の様なイメージであったが、 この作品においては科学よりも哲学の方が色濃い気がする。

Posted by ブクログ

2024/06/19

ルオ・ジーは、マジで頑張ってる。面壁計画だってのに周りがもう・・・ほんとに、。終末決戦想像がつかない。次の下巻買いに行きますか!

Posted by ブクログ

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