商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/03/23 |
JAN | 9784480860965 |
- 書籍
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センス・オブ・ワンダー
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センス・オブ・ワンダー
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商品レビュー
4.9
12件のお客様レビュー
レイチェル・カーソンの著作というよりは森田真生の作品と言う方が適当だが、これがいい。『数学する身体』を読んだ時も思ったのだけれど、彼は賢明な詩人であり哲学者だ。そしてこの作品では、その思想(詩想)の源となる生活の実践者という一面も現している。
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センスオブワンダー自体初読書である。くわえて、森田真生による「センスオブワンダー」も味わえ非常に読み応えのある作品。 自然に対する開かれた秘密という概念。その圧倒的無限性へのある種の虚無感と安心感。自然を十全に体験できる子どもたちの感性への賞賛。 大人な私は純粋な感情を諦めて...
センスオブワンダー自体初読書である。くわえて、森田真生による「センスオブワンダー」も味わえ非常に読み応えのある作品。 自然に対する開かれた秘密という概念。その圧倒的無限性へのある種の虚無感と安心感。自然を十全に体験できる子どもたちの感性への賞賛。 大人な私は純粋な感情を諦めている節もあり、そういった私が我が子に対して自然の豊かさや素晴らしさに気づかせてあげることはできないとった諦めがあった。しかし、教条的に提供するのではなく、子どもの視点による驚きや発見から大人も学ぶという相互的な関係のすばらしさに気付かされた。変に肩肘張った姿勢ではなくてもよいんだ、目の前に現れる場を共に楽しめばいいんだという気持ちになった。 森田真生のキー概念である「身体」と自然との関わりも述べられている。身体から発する感性というベクトル。月並みになってしまうが、単に知っていることではなく実際に体験して得た知識というものの頑健さを精錬なでみずみずしい筆致により心に染み渡る。 最後は環境問題にも話題は進む。環境への配慮•保全は今後の人間社会を維持していくために「必要」な行為。しかし、必要という義務感だけでは成り立たない。自然に対するワンダーの感覚による無意識下の本源的なものへの眼差しがあること、この感覚を都度思い返せる人生でありたい、難しいそうだけど。
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子供の頃からタイトルだけ知っていた本。 今回、図書館で借りて読んだ。 今まさにその場に自分がいるかのような臨場感あふれる描写、幼かった頃の世界の見え方を思い出した。 また、私自身母でもあるため、子供と一緒に自然の中に出かけてみたいなと思った。 沈黙の春もタイトルだけ知っているので...
子供の頃からタイトルだけ知っていた本。 今回、図書館で借りて読んだ。 今まさにその場に自分がいるかのような臨場感あふれる描写、幼かった頃の世界の見え方を思い出した。 また、私自身母でもあるため、子供と一緒に自然の中に出かけてみたいなと思った。 沈黙の春もタイトルだけ知っているので、そちらも読んでみたい。
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