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数学的
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数学的
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藤井聡太さんの「桂」が凄いと云われても素人には何のことやら。数学も嫌いじゃないけれど、やっぱり悔しいことに判らない。 どうせ判らないだろうけれど、兎も角読んでみる。 ライプニッツのことは知らなかった。じゃあ、この本で判ったかと云われたら、やっぱり判らないまま。なにしろセイゴオさ...
藤井聡太さんの「桂」が凄いと云われても素人には何のことやら。数学も嫌いじゃないけれど、やっぱり悔しいことに判らない。 どうせ判らないだろうけれど、兎も角読んでみる。 ライプニッツのことは知らなかった。じゃあ、この本で判ったかと云われたら、やっぱり判らないまま。なにしろセイゴオさんの「いつかライプニッツ全集が日本でも出るといいですね」に対し、下村寅太郎さんの言「君ねえ、本場のドイツでもまだ百年くらいかかるんだよ」。 セイゴオさんは9つのポイントを挙げて説明しているが、茫漠として、つかみどころがない印象。 ガウスやゲーデルは門外漢でもその偉業を耳にするんで、イメージがあるんだが。 後半は非線形、カオス、チューリングマシンといったグツグツ音の聴こえるような熱い論点。平行線の存在を疑う感覚が正直判らない。 大学時代、「解析概論」を読むように言われたな。最初の10ページぐらいしか続かなかったけど。高木貞治、明治8年生まれ。そんなに前の人だったんだ。 最後は、スワニスワフ・レム「虚数」、アダム・ファウナー「数学的にありえない」の紹介。手を出してみようかな。そういえば、昔、「ゲーデル・エッシャー・バッハ」は途中で辞めたままだった。 もう少し、数学の触れないとなあ。それで何か変わる訳ではないけれど。
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