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恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき 角川ソフィア文庫
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恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき 角川ソフィア文庫

鈴木裕之(著者)

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恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき 角川ソフィア文庫

1,694

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/03/22
JAN 9784044008086

恋する文化人類学者 結婚が異文化をつなぐとき

¥1,694

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2025/03/21

久しぶりに星5の本に出会った。 アフリカの踊り手の女性と結婚する日本人の文化人類学者。 結婚という自身の経験を主軸に、文化人類学の潮流や有名な事例を紹介してくれる。すごくとっつきやすいが、情報量が多く読む度に発見がありそう。 ここに書かれている本を手始めによんでいき文化人類学を勉...

久しぶりに星5の本に出会った。 アフリカの踊り手の女性と結婚する日本人の文化人類学者。 結婚という自身の経験を主軸に、文化人類学の潮流や有名な事例を紹介してくれる。すごくとっつきやすいが、情報量が多く読む度に発見がありそう。 ここに書かれている本を手始めによんでいき文化人類学を勉強したいと思う。今後何回も読みたいとてもいい本でした。

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2024/12/24

文化人類学者がフィールドワークに行った先で現地の人と結婚することになったので、その顛末を書いてみましたという公私混同エッセイ本(?)。 文化人類学の入門的な位置づけでもあり、いろいろな参考文献が紹介されてもいる。とはいえ、一般読者として、著者の経験を追うだけでも面白い。 人種や民...

文化人類学者がフィールドワークに行った先で現地の人と結婚することになったので、その顛末を書いてみましたという公私混同エッセイ本(?)。 文化人類学の入門的な位置づけでもあり、いろいろな参考文献が紹介されてもいる。とはいえ、一般読者として、著者の経験を追うだけでも面白い。 人種や民族ということについて、文化人類学的な解説とともに、当事者としての視点も盛り込まれている。頭でっかちではいけない。 それにしても、結婚の儀式の最中に、フィールドワークに出かけて不在にしていたのはどうかと思った。

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2024/06/05

文化人類学者の著者がフィールドワークでアフリカ・コートジボアールに行き、ギニア人アイドル少女歌手ニャマと出会い、結婚というプライベートな経験を詳しく語りつつ、文化人類学の観点からの説明という非常に分かり易い著作。ギニア、コートジボアール、マリなどの各国の国境が植民地時代に宗主国が...

文化人類学者の著者がフィールドワークでアフリカ・コートジボアールに行き、ギニア人アイドル少女歌手ニャマと出会い、結婚というプライベートな経験を詳しく語りつつ、文化人類学の観点からの説明という非常に分かり易い著作。ギニア、コートジボアール、マリなどの各国の国境が植民地時代に宗主国が勝手の区分したもので、民族がボーダーレスに入り組んでいるが、妻になったニャマはマンデング族の人。8日間にわたる結婚の儀式の詳細な記述を見ていると、決して未開の民族ではなく、分離→過渡→統合のプロセス、そして死と再生というモチーフ!が儀礼に意味づけられている!やはり人類は凄い!と思った。ガンビア出身の黒人少年クンタ・キンテもマンデング族で「ルーツ」にも同じ儀礼が描かれていたという。ダイバーシティという言葉が広まった今日だが、実はイスラム教のコーランには次の言葉があるという。「人々よ、われらはお前たちを男性と女性から創り、お前たちを種族や部族となした。お前たちが互いに知り合うためである。」イスラムにも優れた思想があるのだ、と感心した。

Posted by ブクログ