商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/03/18 |
JAN | 9784121027948 |
- 書籍
- 新書
流出する日本人 海外移住の光と影
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流出する日本人 海外移住の光と影
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
海外生活のプラスとマイナス面についてよく理解する事ができた。 海外で生活する人が増えていることは日本にとって良くないことだと思っていたが、読み終えた後実際には海外で生活経験がある方にこそ今後の日本の発展の希望になるのだなと思えた。
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移住について、永住権や国籍、社会システムなどもやもしていたり考えたことがなかった移住後のリスクについて考えることができた。他にも情報を発信してるそうなので、ちょっとチェックしてみたい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
海外に流出している日本人、 実際どれだけの人数化は把握できていないのが実情らしい。定量・定性データを組み合わせ、議論が深められています。 そして、日本を生きやすい国にするには、という重大な投げかけがあり、この課題を考えるうえでもとても興味深い分析、視点だなーと思いました。 ・・・ 分かっている数値だけ見ると、かなり波がある。 例えば、2022年ー16000人、2021年ー 7000人、2008年ー110000人… 金融危機の時期がかなり数値が上がっている? 2015年の富裕層税制改正がひとつ挙げられていました。 富裕層にとって日本にいることが損になるので、この2015年前に海外に移住する、という対策を取られた方が多かったとか。 ワーホリの7割が女性、海外永住の6割が女性、というように、 男女比で不均一なのですね。 地方からの女性の流出の背景と重なりそうですね。 日本での生きづらさ、働きづらさについてもあとに触れられていましたが、東京への一極集中をなくすには、地方に戻るのではなく、海外に散る、という手があるのかもしれませんね。 ・・・ 日本を出る個々人の動機についても共有されていました。 自己実現、生きやすさの模索、リスク回避、経済性。 海外在留邦人数調査統計によると、2023年10月1日現在で永住者は約574,727人と過去最高だそうですが、 実際、みんなが報告しているわけでもなく、l永住権を手放した人については分からないし、 なかなか状況を把握するのは難しい事象だなと思いました。 2024年からは日本もデジタルノマドビザが開始されたなど、 海外に在住する目的によって、滞在形態も異なってくるようにも感じるので、 日本の生きづらさ、と流出の関係を調べる、 租税回避、崩改正との関係を調べる、 などと、一つ一つ見ていくと面白いのかもしれません。 (既に分析されているのかもしれません。) 経済市場はグローバル化しているように思うので、 勤務地もグローバル化するのは自然な流れもありそうですが、実際は…? そして海外と比較して、日本は国民にとって住み続けたい国であるのか、という国際比較はできるのかな。 日本を生きやすい国にするには、という重大な投げかけが根本にあり、議論の深みを感じます。
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