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闇の中をどこまで高く 海外文学セレクション
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闇の中をどこまで高く 海外文学セレクション

セコイア・ナガマツ(著者), 金子浩(訳者)

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闇の中をどこまで高く 海外文学セレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/03/11
JAN 9784488016883

闇の中をどこまで高く

¥3,080

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2024/09/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

 新聞書評欄で2度ほど目にして、興味を持って図書館に予約を入れて読んでみたもの。  ちょっと、のめり込めなかった(外国文学苦手?!)。  物語としては、先のコロナ禍パンデミックを想起させる、新たな致死のウィルスの蔓延、その中で描かれる、人間の様々な所業が、章ごとにぶつ切りに描かれる。  新聞書評によれば、各章(14章ある)の登場人物それぞれが、終章で関連性が解き明かされ、 「伏線が驚くべきべき形で回収されるから再読必須」  とのことだったので楽しみに読みはじめたが、読み通すほど、個々のエピソードに魅力が感じられず、最終章近辺を横目で見ながら読んでみたが、その「驚くべき形」が、あまりにも懸け離れている印象で、もちろんSF小説なので、どれだけ時空を飛躍しようとも、あり、なのだが、自分は、ついていけなかった。  安楽死を実行するテーマパーク、豚の臓器を移植する医学の発展、未来の葬儀の形、死者の記憶を持つロボドッグ etc., etc.,,,, うーん、どこか既視感のある、事象の羅列で、興味をそそられなかった。  ロボドッグの話なんかは、失った恋人の声を発するよう手術された愛犬との悲劇を、手塚治虫が「ブラックジャック」で語っていた話を思い出したりもした。  要は、使い古されたネタが多い気がした。

Posted by ブクログ

2024/07/27

あとがきを読むとCOVID19以前にほぼ完成していたとのことであるが、やはり(第五類移行現在である2024年であっても)コロナ禍時代を思い出し深く染み入る。 決して読みやすい作品ではないが大傑作「三体」にもつうじるSF的カタルシスもあり、好きな人には刺さると思う

Posted by ブクログ

2024/07/10

この本がコロナ前に書かれたと知り驚く。今を表しているような、この先を表しているような、SFのような現実のような。 静かで切ない。

Posted by ブクログ

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