商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2024/03/06 |
JAN | 9784344042384 |
- 書籍
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捨てたい人捨てたくない人
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捨てたい人捨てたくない人
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商品レビュー
3.4
30件のお客様レビュー
断捨離が一大ブームになって以来、とにかく使わないものは捨てなければという風潮だが、そんなものはどこ吹く風の人もいる。 ポンポンと会話のやり取りが面白く、全編軽い。 『捨てられない姉 捨てさせたい妹』 「フランス人は10着しか服を持たない」的なことをやりたいのだろうけど、妹のご身...
断捨離が一大ブームになって以来、とにかく使わないものは捨てなければという風潮だが、そんなものはどこ吹く風の人もいる。 ポンポンと会話のやり取りが面白く、全編軽い。 『捨てられない姉 捨てさせたい妹』 「フランス人は10着しか服を持たない」的なことをやりたいのだろうけど、妹のご身分が信じられない。 『息子の嫁の後始末』 嫁も嫁の実家もありえない。自分で片付けるなり、業者を呼んで下さい。 『本好きとフィギュア好きの新居問題』 断固として捨てたくない、と言う激しい意地の張り合いはこの1編のみかもしれない。 ヤマダの優柔不断っぷりには腹が立つが、ある時ふっと要らなくなることもあるのだから(個人的体験談)、長い目で見てやろうじゃないか。 『溜め込みすぎる母』 タイトルからおおよその中身の想像がつくが、迷惑な母を書かせればやはり筆が冴える。 『夫の部屋』 昭和の、こりないスケベ男。子供の頃にこんなドタバタコメディーのテレビドラマがあったような、なかったような。
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片付け真っ最中なので、気になって読んだ。姉と妹の話が良かった。性格の違う姉妹だからこその視点が面白い。自分にもあてはめて考えてしまう。本とフィギアの話も面白かった。結婚をやめなかったのは、意外でしたが、わたしは無理だなあと思ってしまった。
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断捨離についての短編集。 群ようこさんの小説は「ゆるい生活」に続き2作目です。 今回の作品は正直、期待していたものではありませんでした。 登場人物のうちの片方が、必ずカリカリ、プリプリしていて、もう片方にキレまくっている、そういうお話ばかりでした。 「捨てられない人は罪人」と言...
断捨離についての短編集。 群ようこさんの小説は「ゆるい生活」に続き2作目です。 今回の作品は正直、期待していたものではありませんでした。 登場人物のうちの片方が、必ずカリカリ、プリプリしていて、もう片方にキレまくっている、そういうお話ばかりでした。 「捨てられない人は罪人」と言わんばかりの主張に、妥協案とか、人と人との歩み寄りとか、相互理解とか、そういうものは一切なく、ただ片方が他方を断罪しつづける話向きで疲れました。 最後の話に至っては、「私は何を見せられているのか」という気分になってしまいました。 「断捨離してスッキリ!」「私も断捨離したくなりました」的な感想を求めておられる方、いますぐ別の本に切り替えることをお勧めします。 逆に、「断捨離とはいいつつ、なかなか捨てない人にイライラするんだよね」みたいな人には良書かもしれませんので、それは好みというか相性だと思いました。 期待値が高かっただけに残念でした。
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