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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/03/05 |
JAN | 9784087718591 |
- 書籍
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うらはぐさ風土記
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うらはぐさ風土記
¥1,870
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商品レビュー
4.1
59件のお客様レビュー
いつも思う。中島さんの作品の登場人物たちには過去と未来が実際に存在してるんじゃないか、と。 重ねてきた今までと、作るこれから、を添うようにずっと見ていきたいと思わせられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めての中島京子作品 穏やかに時が流れ、時々クスッと笑わされ、その土地の空気が感じられる…素敵な物語だった 美味しそうな食べ物や季節の草花や鳥、街の歴史と未来、個性的だけど自然体の登場人物達 表題と共に各章のタイトルも秀逸でした
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うらはぐさという植物が風知草と同じだと この作品のレビューを読んで知った。 わたしは風知草という言葉だけを知っていて、 (亡くなった母が書を習っていて、額縁に入れられたこの風知草という言葉をしょっちゅう見ていた) これがどんな植物であるとか、 花言葉がなんなのか、とかは全く知らな...
うらはぐさという植物が風知草と同じだと この作品のレビューを読んで知った。 わたしは風知草という言葉だけを知っていて、 (亡くなった母が書を習っていて、額縁に入れられたこの風知草という言葉をしょっちゅう見ていた) これがどんな植物であるとか、 花言葉がなんなのか、とかは全く知らなかったけれど、 うらはぐさと風知草がつながった時、 あ、これは読まねば!と感じて手に取った。 それはさておき、ほんわかとした表紙と共に、 中身もびっくりするようなショッキングな出来事は全く起こらず、東京西部の架空の町、うらはぐさに住む人々のコロナ明けの日々のあれこれが描かれたこの作品。 年の初めに読むのにちょうどよい 力の抜けた読み心地と読後感だった。 架空の町とはいえ、日本のどこか、 どこにでもありそうなその雰囲気がなんだか懐かしく、 幼い頃に住んでいた場所を思い出させ、 優しい気持ちになれた。 もう長いことマンション暮らしだけど、 一戸建て、しかもこんな感じの年月を経た家や庭、 いいなぁ〜、と思った。 物語のラストも このうらはぐさの花言葉にふさわしい。
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