商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHPエディターズ・グループ/JRC |
| 発売年月日 | 2024/02/22 |
| JAN | 9784910739458 |
- 書籍
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みいちゃんのお菓子工房
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みいちゃんのお菓子工房
¥2,420
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著者は、みいちゃんのお母さんの杉之原 千里(すぎのはら ちさと)さんです。みいちゃんは、双子の妹で、双子のお兄ちゃんと、5歳年上のお姉ちゃんがいます。 みいちゃんは、場面緘黙症(ばめん かんもく しょう)という障害があり、家族以外とお話しすることがとても難しく、不安が強い場...
著者は、みいちゃんのお母さんの杉之原 千里(すぎのはら ちさと)さんです。みいちゃんは、双子の妹で、双子のお兄ちゃんと、5歳年上のお姉ちゃんがいます。 みいちゃんは、場面緘黙症(ばめん かんもく しょう)という障害があり、家族以外とお話しすることがとても難しく、不安が強い場面では体も動かなくなります。 場面緘黙症だと分かったのは、小学校入学前の就学前診断のときでした。お医者さんから、自閉スペクトラム症で場面緘黙症だと告知されました。その時から、お母さんの闘いが始まりました。 お姉ちゃんとお兄ちゃんに説明し、入学式に臨みました。みいちゃんは入学式の入場で足が動かなくなりました。クラスのみんなと一緒に給食も食べられませんでした。 みいちゃんは、過去に一度だけ小学校で涙をながしたことがありました。1年生のときでした。みいちゃんは、いっぱい友だちを作って、いっぱい楽しいお話をして、いっぱい遊びたいというワクワクした思いが一切叶わないと気付いたのでした。その思いが悔し涙になってこぼれました。 みいちゃんが自分らしくいられる空間には一定の条件があります。人・物・場所のトライアングルの条件が揃った空間であることです。結果的に自宅で家族と過ごす時間だけが、みいちゃんがありのままの自分になれる唯一の空間なのでした。 2年生からは支援学級で勉強を進めますが、4年生のときの環境の変化で、4年生の3学期からは学校に行けなくなりました。 お母さんは悩み苦しみました。そして、「みいちゃんに、自分の自由な時間を取り戻してあげよう。」と決意しました。 お母さんは、みいちゃんにスマホを与え、みいちゃんは新しく買ったスマホでいろいろなことを調べ始めました。そして体が自由に動く時間が一日11時間できました。 さらに、みいちゃんは、焼きおにぎりを作ってInstagramにアップすることができました。自分で作ったお菓子をお菓子箱に入れて、クラスのお友だちにプレゼントすることも始めました。このお菓子箱は「みいちゃんのいちご便」といいます。 「お菓子の力」で、みいちゃんはお友だちとつながりました。お母さんは、「言葉ではない「何かの方法」があれば、みいちゃんは比較的、社会に出やすい」ということに気がつきました。そして、お菓子係としての居場所を得て、みいちゃんは半日当校ができるようになり、6年生まで通学することができたのです。 その後、マルシェで、閉店したお弁当屋さんの厨房を借りて営業許可も取り、焼き菓子を作って、お客さんが来た時のシミュレーションもして販売を始めました。 自分で作ったお菓子が売れて、販売のセッティングもみいちゃんが自分でしたがるようになりました。 徐々に「人に慣れていく」ことができるようになり、レシピ通りではなく自分の思うようにお菓子を作って、販売するお菓子も値段も、みいちゃんが自分で決められるようになりました。強い好奇心が緘黙を乗り越えるようになっていくのでした。 小学校6年の2020年1月26日には「みいちゃんのお菓子工房」をプレオープンさせました。そして、義務教育を終えた2023年3月に「みいちゃんのお菓子工房」はグランドオープンしたのです。 総ページ数373ページの本書には、お母さんの苦悩が詰まっています。義務教育という制約や、悪意のない中傷に苦しんだことも書かれています。 でも、お母さんはエピローグでこう書いています。「あの辛かった日々があるからこそ、今があるのです。」と。 そして、「いつの日か、この本を読んでくださった皆さんが、家族のために、また未来の子どもたちのために「素敵な大人」になり、世界が、支え、支えられて育つ「大きな家族」になればと願います。」と書いています。 本書には、悩み、惑い、苦しみ、それでも、みいちゃんを見つめて可能性を求めてきたお母さんの姿と、お菓子作りに自分の居場所を見つけてきたみいちゃんの好奇心と逞しさが、記されています。 「素敵な大人」になれるよう、ぜひとも、お読みくださりたく。
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