商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/02/21 |
JAN | 9784041134443 |
- 書籍
- 児童書
わすれていいから
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わすれていいから
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
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「おまえ」が赤ちゃんから大学生へと成長していくのを見守る猫のお話。 言葉遊びがあったり、奇想天外なストーリーとかはない。 しんみり系。お子さんより大人に刺さる感じ。 タイトルからして別れを想像し、もしかして猫が亡くなって終わるのかな?と思っていたが、それはなかった。 カーテンの中に潜った猫で始まり、だんだん成長する「おまえ」と一緒に潜り、また1匹で潜る姿で終わる。 子猫のケバケバして片目がうまく開かない感じがリアルでかわいい。 ごはんを取られる、箱に入られる、いつもはツンツンしてるのに落ち込んだら側に来る、宿題の邪魔をされる。 いわゆる猫あるあるの詰め合わせ。 同じ窓際、「おまえ」はどんどん大きくなっていく。 最後、窓の外を見ながらの「あぁ そうか。おまえ、あたらしいなわばりをみつけたんだな。」でしんみりMAX。 「おれのことは わすれていいから。」と言いつつ窓の外を見るのをやめないのは、なわばりの監視かもしれないけれど、本当は「おまえ」とまた会いたい、帰って来ないかなと思ってるんじゃないかな?と推察。 おすすめ年齢3・4・5歳〜。 しんみり系なのでつまんなーいとなるお子さんもいると思うが、猫を飼っているご家庭/方にはおすすめできる。 自分がもし猫を飼っている家に生まれたとして、子供のときにこれ読んでもらって、大人になってまた読んだら絶対泣くと思う。
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少年が小さいときから一緒にいたのに大きくなるにつれて一緒にいる時間が短くなり家を離れてしまうまでを猫の視点で描いた作品 切なくてほろりときた 忘れちゃだめだよ
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見返りを求めない、温かなエール。 人間の男の子の成長を見守る猫の姿で描かれてはいるけど、親目線の子供の巣立ちのようにも見える。 最後のページ。 「またな。」ではなく、「げんきでな。」なんだよね。 「あたらしい なわばり」での生活に集中して、過去は振り向かず、前へ進め、と...
見返りを求めない、温かなエール。 人間の男の子の成長を見守る猫の姿で描かれてはいるけど、親目線の子供の巣立ちのようにも見える。 最後のページ。 「またな。」ではなく、「げんきでな。」なんだよね。 「あたらしい なわばり」での生活に集中して、過去は振り向かず、前へ進め、という送り出しなのか。 相手にも自分にも信頼がないと出ない言葉かなあ、と思った。
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