商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/02/15 |
| JAN | 9784065328187 |
- 書籍
- 文庫
福島第一原発事故の「真実」 検証編
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福島第一原発事故の「真実」 検証編
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商品レビュー
4.7
7件のお客様レビュー
原発は安全である前提で、周辺住民の理解を得ている。チェルノブイリのときも、スリーマイル島の時も、日本ではこれは絶対に起こりません、という説明をした。絶対に、が大事で、すこしでもリスクが見えることは避ける。もしかしたら足りない要素があるかも、例えば想定津波、絶対に無いとどうしても言...
原発は安全である前提で、周辺住民の理解を得ている。チェルノブイリのときも、スリーマイル島の時も、日本ではこれは絶対に起こりません、という説明をした。絶対に、が大事で、すこしでもリスクが見えることは避ける。もしかしたら足りない要素があるかも、例えば想定津波、絶対に無いとどうしても言い切らなければならない。なので来た場合の対策をすると、「絶対じゃないのか」となっておかしくなる。なので津波対策が不完全だった。非常用電源を高いところに、とかは当然できただろうに。
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『福島第一原発事故の「真実」 ドキュメント編』の内容の検証編。 当時の福一原発の吉田所長が調査委員会の聞き取りに答えた「吉田調書」からの引用が多い。 本書は13章から成るが、主要テーマは以下の5つかな。 ・1号機の非常用の冷却装置(イソコン)を巡る対応 40年もの間、動作...
『福島第一原発事故の「真実」 ドキュメント編』の内容の検証編。 当時の福一原発の吉田所長が調査委員会の聞き取りに答えた「吉田調書」からの引用が多い。 本書は13章から成るが、主要テーマは以下の5つかな。 ・1号機の非常用の冷却装置(イソコン)を巡る対応 40年もの間、動作確認をしておらず、動作音や動作中の状況を知っている人がいなかった。 そのため、イソコンは動作していなかったが、動いている(はず)と判断しての対応となっていた。 ・予定されたベントが遅れた理由 ベントの訓練はしていたが、電源が供給されていることが前提の操作だった。 現実は電源供給がされておらず、決死隊を組んで手動での作業をすることになる。 しかし、メルトダウンが進んでいて放射線量が上昇し、わずかな時間しか現場に立ち入れなかった。 ・冷却水注入の有効性 本部からの中止命令に反して海水注入を続けたことを、吉田所長の英断と称賛された。 しかし、配管から水は漏れていて原子炉にはほとんど水は入っていなかったことが分かる。 冷却水が入っていれば事態はどう変わっていたのか検証されることになる。 しかし、冷却水注入が始まった時には既にメルトダウンが起きていて、燃料棒は融け落ちていた。 ・巨大地震や巨大津波を想定した取り組みができなかった理由 「原発事故は起こるはずがない」という安全神話が原子力村には強く根付いていた。 コストの低い原子力発電とするには、安全性や使用済み核燃料の処理に金をかけられない。 想定はされていたが、経営者判断で先送りしたと言うことでしょう。 ・1号機、2号機、3号機で起きていた想定外の事態 地震と津波による設備の破損状態は、電源喪失のため水位計や気圧計が信頼できなくなり分からなくなった。 原子炉の核暴走を防ぐための手さぐりの対応作業も効果的なのか否か不明だった。 さらに、何か対策しようとすると反対意見が出たりして、意思統一も難しかった メルトダウンのプロセスは1~3号機で異なり、デブリの状態や原子炉内の状態も三者三様であることが少しずつわかってきた。 既に事故から15年も経つが、何がどのように起きたのかも、現状の原子炉内部の状態もいまだに不明点が多い。 格納容器のどこがどのように壊れていて、デブリの広がり具合が分かった時、事故の様子がもう少し分かってくるのでしょう。 45年前に起きたスリーマイル島原発ですら、いまだに事故の詳細がわかっていないという。 被害規模が格段に大きい福一は分かりようがないと思ってしまう。 当時の記録解析や、現象のシミュレーションは行っているが、明確になった「真実」は人類は核を制御できていないということだ。
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あの日起きたことの詳細がよくわかりました。 NHKの取材力に感服しました。ドキュメント編を先に読んでから読むことをお勧めします。
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