商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2024/02/13 |
JAN | 9784488276140 |
- 書籍
- 文庫
友情よ ここで終われ
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友情よ ここで終われ
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
オリヴァー&ピアシリーズ。今回は出版社が舞台の殺人事件。複雑な人間関係を紐解き、過去の事故や自殺の真相も明かされる。最後まで気が抜けない展開のため、特に後半は一気読みしてしまう。 ピアの元夫ヘニングがミステリー作家となり、過去の事件を作品にしているのは面白い。最後はほっこ...
オリヴァー&ピアシリーズ。今回は出版社が舞台の殺人事件。複雑な人間関係を紐解き、過去の事故や自殺の真相も明かされる。最後まで気が抜けない展開のため、特に後半は一気読みしてしまう。 ピアの元夫ヘニングがミステリー作家となり、過去の事件を作品にしているのは面白い。最後はほっこりするシーンで、事件の残虐さを忘れさせてくれる。
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ネレノイハウス禁断症が出かかっていたので読めて良かった! 過去No.1の圧巻感と丁寧な伏線回収がダイナミックだった。筆者とヘニングの世界が現実と虚構のラインでつながって、ピアとオリバーと読者で物語に参加している感覚になった。 著者もキャラクターたちも、1番油が乗っている作品ではな...
ネレノイハウス禁断症が出かかっていたので読めて良かった! 過去No.1の圧巻感と丁寧な伏線回収がダイナミックだった。筆者とヘニングの世界が現実と虚構のラインでつながって、ピアとオリバーと読者で物語に参加している感覚になった。 著者もキャラクターたちも、1番油が乗っている作品ではないだろうか。 ネレノイハウスは毎回500ページまでが本当に読んでいて楽しい。500ページを超えた先がもっと楽しいことをファンなら知っている。今回も大満足の1冊だった! 禁断症状が出るまでに、早く自作を読みたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。 なぜみんな、周りの人に一言言わないの!? そうすれば何人かは死なずにすんだはず。 以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。 気をつけますが。 例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。 言ったら殺されてたかもしれないけど。 ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。 殺人を見ていた人より殺人を犯した人の方が罪が重いのは当たり前。 それよりも軽い、財産の横取りを隠すために殺人を犯すかね。 既にリミッターが外れていたのかもしれないが。 そして、35年前の殺人事件の再捜査はする(ドイツの殺人罪に時効はない)のに、それ以前の殺人事件については証拠不十分であきらめるのもよくわからない。 現在の殺人事件もかなり証拠不十分では? だって、声は聞こえなかったけれど言い争っている姿を見た、って証言だけだったじゃん、あの時点では。 そして冷酷な殺人犯という印象で書かれているけれど、目撃証言によれば発作的な殺人だったよね、もうひとつのと違って。 使用人が姿を消すのも不自然なのよ。 何十年も使えてきて、いろいろあったかもしれないけれど、貴重品を残したまま姿を消すって怪しすぎるやろ。 口先だけでも「お世話になりました」遠き手紙を置いて、スマホは持って姿を消せ。 まったく紛らわしいんだから! 野次馬的性格ではないのに、やけに事件の捜査状況を知りたがった人も、キャラクターに統一感がなくて気になった。 オリヴァーの家庭状況も恋愛体質もわたし的には不要。 もう58歳、落ち着いて、無理をしないで生きなさいよ、と言いたい。 あと、ドイツでも、認知症の親を自宅で一人娘が介護するんだ…と思った。 あれだけ外でバリバリ働いて、親のことは内緒にして、やって行けるのか? 案の定自分が殺されたとき、親は二階で鎖に繋がれていた。 それは徘徊する親への安全対策だったのだろうけれど、日本よりは福祉国家だと思っていたドイツでこれか…。
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