商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/02/09 |
JAN | 9784163918020 |
- 書籍
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中野のお父さんと五つの謎
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中野のお父さんと五つの謎
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商品レビュー
4
24件のお客様レビュー
シリーズ4作目。ふむふむほうほうと感心感嘆することしきり。大谷のユニフォーム着ちゃうリカちゃんかわいいやん。
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いつもの文学に潜むささやかな謎シリーズです。こういう調べ物をするのって楽しいですよね。自分も師匠資格まで取って、その楽しみ方を学びました。昨今の司書への扱いを見て、悲しい気になってます。あの道を進んでいたら、どうなっていたかな?
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「煙草入れと万葉集」で国宝・桂米朝さんや桂枝雀さんが出てきて、エピソードを知ることができて、嬉しかった。 語り、伝承は、だれかが残していないと完全に消えるんだな…と遅まきながら気がつくお話だった。 前回の作品は「???」で私にはよさが理解できなかったのでもう読まなくていいかと...
「煙草入れと万葉集」で国宝・桂米朝さんや桂枝雀さんが出てきて、エピソードを知ることができて、嬉しかった。 語り、伝承は、だれかが残していないと完全に消えるんだな…と遅まきながら気がつくお話だった。 前回の作品は「???」で私にはよさが理解できなかったのでもう読まなくていいかと思っていたところ、今回は読み応えある5つの謎で、鮮やかに解かれ、それぞれの話の閉じ方も鮮やかでキリッとしていたように感じた。 北村薫さんの文体は美しくキリリとしているので読んでいて気分がいいのだけれど、いまだ主人公の「ほ?」は気持ち悪い。なんとかいい方に捉えようとしたけど無理だった。耳について邪魔に感じる。 それから…… どうしても、過去の“偉大な”人々の話だし…とあまのじゃくな気持ちになることもあって、仕事の功績は素晴らしいのだろうけど人間性はロクなものじゃない人もいただろうし、出てくる“偉人”が男ばかりでゲンナリではあった。未だに現実は変わっていないので、昔なんて今よりそうとう酷かっただろうけどな。 だから細かなエピソードでその人となりを知ってほっこり、なんてことはなく、お前ら好き放題してんだから、仕事で苦労くらいしろよ、仕事で功績残したいんなら命懸けでやって当たり前だろう、まで思ってしまったな。それを支える人々が影に隠され出てこないのなら余計に。話がズレたけれど、今はもう、過去の偉人(男)の話は要らないな。それ自体が古いし気持ち悪く感じるようになった。
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